Career

これが決めてだったりして。。。

まだ、行き先に迷っていたころ、近くのお気に入りの中華料理屋で、フォーチュン・クッキー(おみくじの入ったクッキー)をもらったので、クッキーをあけてみると。。。(写真)。"You are heading for a land of sunshine."そうか、次の行き先はSunshine sta…

最近の状況

Dukeではもうみんな知っているし、まあある程度書いておいてもよいかもしれない。私が現在移籍を考えている行き先は、 M研究所 H研究所 という2つの東海岸にある研究所。どちらも、豊富な研究費を出してくれることが魅力。研究所としてはまだ新しいが、バッ…

カレンダーが埋まっていくとき。

今日は、キーボードにお酒(シェリー)をこぼしてしまったが、なぜか無事だった。コーヒーは特別悪いのかな?去年あたりから、セミナー依頼+総説依頼が増える。うちのラボからでた論文を面白く思ってくれる人がおおいことだから、とてもありがたいことだ。…

論文ゲーム。

最近出た学会である人から聞いた話。なるほどと。椅子の数(でも予算でもいいけど)がもう増えないと決まっている場合、このゲームではだれかが椅子を得れば、だれかが退場することになる。こういう状況では、他人の成功はそのまま自分の失敗の確率を高める…

週一日記

すっかり週一の日記になってしまった。。。最近あまり事件がないってことかな。先週は、何人かのファカルティ候補が2次面接にやってきて、チョークトークをしていった。普通2次面接だとかなり候補も絞り込まれるものだが、まだ数人もいるという事態。。。よ…

ファカルティインタビュー

最近、Dukeの神経学科も次々と新しいファカルティ候補の面接をしている。経済が悪くなって、多くの大学がリクルートを中止しているから、今年は競争率がとても高いようだ。まず、最終に残ったどの候補の履歴書をみても、目もくらむような業績。。。ほとんど…

サイエンスもネーチャーも

暗〜い話をニュースにのせている。ここまで暗くしなくてもよいのに。N誌の表紙なんて、「When the grants go away」。これが他の科学の発見を押しのけて表紙になるようなものなんだろうか。本文の出だしも、 「学部長殿(マイク)、今回申し込んでいた2つの…

ポスドク->ファカルティへ上りたいひと向け

うちのポスドクのESが、NIH主催のポスドク用キャリアセミナーにいったようだ。就職活動の現実というものを教えてもらった模様。ゲームに勝利したければ、ゲームのルールをよく理解する必要がある。レポートを聞いて面白いな、と思ったのは、 業績とコネと両…

書くべし

ということで、キャリアフォーラムいってきたけれど、もちろん結論らしきものはない。「唯一絶対の勝利の方程式」みたいなものはないから。まあ、「よいサイエンスをすること」がよい職につながるのは間違いない。でも、こういうフォーラムは、就職活動する…

パネルディスカッション

題名のとおり、キャリアフォーラムのパネリストとなってしまった。本当の題名は"Faculty Life in US Academic Institutions from an International Perspective"、ということで、外国人がアメリカでどうやってアカデミックの世界で生き残るのか、というのが…

PIになる人

バイオインフォマティクスをやっているSさんが遊びに来た。来月からはスイスでPIになるそうである。彼の研究室では、ポスドクの就職活動を助けるのにとても熱心で、面接のときに聞かれた質問をマル秘ファイルに保存していて、それをみんなで議論する場が…

ポスドクはどういうプロジェクトをとるべきか

昨日の話の続き。これもパネルディスカッションから。ポスドクは、2−3年も論文がでないようなプロジェクトをやるべきかどうか、というのは悩むところ。しかし、職探しのときに圧倒的に有利なのは、リスクもインパクトも高い仕事をしている人だというのは確か…

どうラボを立ち上げるか?

ところで、今日は新ファカルティのためのオリエンテーションがあった。いろいろ興味深いことはあった。DukeのNIHグラントのindirect cost(諸経費として大学がとる分)は56%とか。もちろん申請する研究費からとられるわけではないんだけどね。一番面白かった…

おめでとう

Naoに、正式にHarvard molecular cellular biology department (MCB)よりオファーが来たそうだ。おめでとう!

Lab management courseより

昨日、今日とおもしろいセクションがいっぱいだった。 time management メールの、「メールがきたよーん」というのをオフにする。メールは朝夜だけチェックするようにするとよい。Importantでnon-urgentなことに集中する。importantでurgentになるような事態…

lab management -- 性格診断とスキルスコープ --

昨日よりはやや酔っ払っていない私。なんだかサイエンスでないミーティングに飽きてきた。みんなも、役に立つとは思いつつ苦痛に思っているようだ。100人近くのサイエンティストが集まって、みんなで、人の心とか、チームプレイとか、リーダーシップとかにつ…

ソシアルになろう!Lab management courseより

行きは初めてDelta航空。Washington行きの飛行機は席もきまっておらず自由に座る形式。2:30の飛行機を予約していたが、1:20くらいに飛行場についたところ、1:30の飛行機にのる?とかカウンターでいわれて、そのまま1:30の飛行機に。ラッキーと思ったら、機長…

明日からHHMIのLab management course

明日から金曜まで、Lab management courseに参加する。"Good sicence"は研究室を運営するために必要な1つの要素でしかない。ポスドクの間はサイエンスのトレーニングしかうけていないから、いきなりAssistant professorになってラボをはじめるときに、数々…

Kカップルの場合

ポスドクK(♀神経科学)とその婚約者(理論物理学者)は、ファカルティポジショ ンを探していた。どうしたら同じ場所にポジションを取れるか、ということを 考えて、大学のレベルを落として、全国何十箇所もアプライし、それぞれオ ファーを数個近くもらい、その…

ラボミーティングとOhkiさんトーク

昨日タイ料理食べたあと、おそくまで実験したのでねむくて、何がなんだか理解できず。濃〜いコーヒーも全く効果なし。このあとOhkiさんのトークだ。 Takashi君から聞いた話しでは、昨日Ohkiさんはハーバードから重い荷物をもっ て登場。迎えにいったtakashi…

博士のはなし

創作童話 博士(はくし)が100にんいるむらがあちらこちらで話題になっているので、いちおうコメントしておくか。っておい、ポスドクは「かりのこりのはいざんしゃ」かよ。サイエンスを支えているのはポスドクなのに。。。教育や雑用もなく、これだけ研究…

ポスドクとボスの関係

ここ数年でカレルのラボも急激に大きくなり、10個以上のプロジェクトが常時 走るようになってきた。こうなると1つ1つのプロジェクトに関してカレルが完 璧に把握、コントロールすることは、できない。そして1つのプロジェクトに 関して考える時間は実際にや…

ハーバード大学

ハーバード大学、というと、やっぱり特別な響きがあるだろうか。研究者にとって、もっともよい研究所がハーバードであるとは限らないであろう。しかし、一般の知名度では圧倒的だし、やはりブランドとしての価値は最高であろう。どちらかというと、日本人は…

スタートアップのネゴシエーション

どうやらカレルラボで今年唯一職探しをしているKは、数個の大学から2次面接によばれ、いよいよネゴシエーションのフェーズに入ったようだ。何を交渉するのか、といえば、給料とスタートアップパッケージ、スペースが主なところか。このうち、給料とスペース…

募集広告

まだちょっと早いかもしれないが、思い立って、ポスドクポジション募集の広告version 1をホームページ(英語のほう)に貼ってみる。若いプロフェッサーのラボを見ていると、最初の数人のポスドクの質で、かなりラボのその後の運命が分かれる感じがする。カレ…

NIHグラント

さて、独立した若手が最初に目指すもの、といえば。。。NIHのRO1グラント。これがもらえば、給料もバーンと上がり、部屋のスペースがもらえ、またテニュアにも一歩近づくことになる。しかし、アメリカが戦争などに金を使っているものだから、NIHのグラントも…

CSHLの大学院生

大学院生のクリスによれば、CSHLのワトソンスクールの大学院生の学費と生活費は、すべて寄付でまかなわれているらしい。てっきりPIたちのグラントから出ているのかとおもった。XX奨学金などと言う感じで、寄付した人の名前が着くようだ。しかも、ラボに所属…

ラボマネージメントコースの宿題

今日は、ひいこに手伝ってもらって、ラボマネージメントコースの宿題をやる。コースの最終日に、ラボのマネージメント上で起こりうる問題について、ケーススタディをするのだが、そのための架空のストーリーを作る、というのが宿題。もし議題として取り上げ…

ジョブトーク練習

今日は、複数のインタビューに招待れたKがジョブトークの練習をした。彼女はネイティブだけあって、最初から、形になっている。私もあれだけしゃべれたらいいなあ、とうらやましくなる。しかし彼女のプロジェクトは複雑で、結果は面白いものの1つの目的に向…

ポスドクインタビュー

スイスからポスドクの候補が来て、トーク。内容は面白い感じだったのだが、PhDの仕事にしては、全体に内容が少ない。。。1つ話しが終わって、第2部が始まるかな、と思ったらトークが終わってしまった。ヨーロッパ人、働かないあるね。ジャネリアに行くこと…