ラボミーティングとOhkiさんトーク

昨日タイ料理食べたあと、おそくまで実験したのでねむくて、何がなんだか理解できず。濃〜いコーヒーも全く効果なし。このあとOhkiさんのトークだ。

Takashi君から聞いた話しでは、昨日Ohkiさんはハーバードから重い荷物をもっ て登場。迎えにいったtakashi君がいったい何が入っているんですか?と聞くと、 プリンターだという。これからホテルで原稿を書いて打ち出して、次の昼のトー クにはその原稿を読む予定とか。これにはTakashi君もびっくり。なにしろ、 こういうインフォーマルなトークは次の職探しにものすごく大事。しかも来年 くらいには多分CSHLのポジションも空く(カレルがでていくから)わけで、宣伝 のしどきでもあるのだ。Takashi君も私も大丈夫かなー、とちょっと心配した のだった。

しかし、実際にトークが始まってみると、ohkiさんも落ち着いたもので、読ん でいることを感じさせないようなすらすらとしたトーク。目線がやや下向きに なるから、地味なトークになるのだが、かえって、そのとつとつとした感じが、 データの素晴らしさを浮きだたせる。いやー、データが際だってよいからこそ、 こういうトークもいいなあ、と思った。だいたいこの国は、口ばっかり達者な やつが多すぎだ。

今年秋から、アメリカで職探しをする、という話しだが、おそらく彼はどこに でも好きな所にいけるだろう。 日本人の友達がどんどんアメリカでPIになっていくのが、うれしいことである。 将来の、重要なネットワークになりそう。

いちおう知らない人のために、Ohkiさんは、下の話しの著者。

Ohki, K. et al., "Functional imaging with cellular resolution reveals precise micro-architecture in visual cortex.", Nature 2--5, 433, 597-603