2007-01-01から1年間の記事一覧
なぜか1月4日しめきり、というグラントに間に合わせるため、12月24日、25日もふくて、年末もラボにくる。ポスドクのH君にも、年末だというのにずいぶんがんばって予備データをとってもらった。実は、この時期、このラボは世界で一番データをだしてい…
新ラボのオリジナル論文一号は、共同研究プロジェクトとなった。化学科のワレンラボとうちのラボで、神経活性の新しい測定方法を提案したものである。前回は、データが足りずにあっさりとRejectされたが、今回は、Optics letterにReviseなしの一発とおし、と…
ふー、ようやくポスドク+学生が提出終了。PIのほうも結構大変であった。彼らはもっと大変だったろうけれど。とにかくおわってほっと一息するもつかの間、次のグラントの締め切りは目の前である。日記には、このことばかりなので、私がグラント書きばかりや…
来年の夏ごろからグラントがいくつか切れるので、夏からのグラントにいくつか応募することにする。Letter of intent(いわゆる打診のためのレター)を最初のスクリーニングに使っているグラントに2つほど出してみたが、どちらも本アプリケーションに招待さ…
うちのポスドクと学生が、今度NIHのフェローシップF32に申し込む。スポンサーである私のほうも、ずいぶんきちんといろいろ書かなければいけないわけだ。なかなか難しいなあ。学生のほうは、半年前に一回提出して、今度は2回目。上位35%で帰ってきたから…
アメリカに来てはじめて、家族でターキーなるものを焼き、Thanksgivingらしきものを楽しむ。レシピは日本語サイトでひいこが探してきたもの。中にごはんが入っている微妙に和風なターキーで、ドライにならずになかなかおいしくできた。この辺はワイルドター…
よく考えてみると、最近の2-photonレーザーは、波長をコンピューターからコントロールできるわけで、簡単に色素の励起スペクトラムを測定できるわけだ。レーザー強度もポッケルスセルで調整するわけで、励起光強度が一定になるようにしてスキャンさせて、そ…
なんか、コンピューター壊れるの2度目。今回は、いきなりブルースクリーンで何も起こらず。普段の仕事がいかにコンピューターに依存しているかがよくわかる。
ようやくレーザーが半分直り、みんなの実験がすすめられるようになった。4回もの修理が必要で、しかも2回目にサービスのときにボードが壊れるという不運。。。SP社のは買わん、といいたいところだが、まあどこも似たようなものなのかもしれない。3代目…
アメリカに来たのが、2000年の10月だから、もう満7年である。着たばっかりのときにハローウィンがあったり、Thanksgiving、そしてクリスマスがあったりで、ずいぶんパーティーの多い国だと思もんだ。今年は、パーティーシーズンも8回目であり、すで…
学会は、とても楽しかった。さすがHHMIの研究所、お金があるなあ。キャンパスの宿は、とても豪華だったし、建物も美しい。オーガナイザーということで、いろいろな人が声をかけてくれ、ビッグネームの人も気安く話をしてくれたし、みんなが同じ方向のサ…
学会のバーで聞いた話。驚愕!世界はFlying Sphagetti Monsterに作られた!という理論。カンザスで子供たちに教えてください。 http://www.venganza.org/about/open-letter/創造論と進化論が真剣に議論されてしまうところをおちょくってるわけだが。。。
Study sectionにいる友人に聞いたところ、2つめのR01は、かなり論文が出てからでないと無理だ、ということである。今回のR01は、あと4.5年間もあるのだから、NIHのグラントはとりあえず狙わないことにした。ちょこちょことPrivateな小さいやつ…
最近は、ずっと顕微鏡と格闘。ついにカルシウムイメージングが動きだす!分解能もわるくはない。さらには、Uncagingのセットアップもすすめる。いつのまにか12時をまわっとる。。。
ようやく3代目2光子顕微鏡がほぼ完成。とりあえず電気生理ができて、2光子イメージングができるというだけで、特にかわったところはないが。。。固定波長のレーザーで安く作った。全部で150Kドルくらいかな。電気生理は、2代目からかっぱったものとなる…
どうやら、大学院1年生たちの中間試験がもうすぐあるようで、そのための試験問題をつくる。試験というのは、問題を作る人の知性が試される、といったのはだれだっけ?とにかく、思った以上に時間がかかってしまった。今回は、実際の実験でありそうな状況で…
1年生のための講義、Frontier of neuroscienceが今日であった。日曜日に講義ノートをつくり、本日発表というかなりぎりぎりのスケジュール。どちらかというともっとも楽な講義であり、自分の研究をみんなに説明すればよいのである。それでも英語がでてこな…
朝から結構緊張していた講義も終了。10:00から2:30までと結構長い。よく理解できたかどうかしらないけれど、活発な学年で質問もよく来た。細胞内のカルシウムの挙動についてだが、大まかな概念をつかむのは結構難しかったりする。午前は基本的には…
ぜんぜん進まない。それぞれのアプリケーションの評価は、たいたい決めたが、批評を書く段になると、筆が進まない。特に、良くないプロポーザルについて批評を書くのは難しい。あまり攻撃的にならないように注意したりして。。。NIHのスタディセクション…
さてさて、自閉症研究グラントのレビューも、プロポーザルがアサインされ、そろそろはじめなければならない。1つ1つは短いが、14個くらいのプロポーザルを見て、Innovation, Impact, Strategyなどについて批評を書き点数をつけるようだ。今回は、すべて…
とりあえず、NIHのHigh risk High returnのグラントを書きはじめる(EUREKAとかいうやつ。みんな書いているかな?)。ここは1つ、昔からやってみたかった研究を書こうと思う。たった8ページでよいし、予備データもいらない。数ページほど書いてみたが、まだ…
今月は、細胞内のカルシウムに関する講義を学生にすることになっているので、講義ノートを作ってみる。時間を有効に使うには、「Important & Non-urgent」を常に優先的にやるのが大事。ということで、「いつかやらなきゃなー」と思っていることは、今やるこ…
なんと、夏休みが終わっても顕微鏡のセットアップが始まりもしないという状況は予想していなかった。部品がそろわないよー。大学院生のMとテクニシャンYがサーキットと箱つくりをずいぶん助けてくれた。部品そろったら、一気にくみ上げたい、というところ…
さて、のんびりしていた夏休みがおわり、また忙しい季節がやってきた。朝もきちんと6時半ごろにおきて、子供たちの学校のしたくをしなければならないし、大学のほうも講義もはじまる。学校が始まるころをずいぶん気温もさがる。朝ひさしぶりに早起きしてみ…
最初の仕事は、66個のグラントのアブストを読んで、「エキスパートインデックス」なるものをつける。どうやらそれによって、どのプロポーザルをどのレビューワーにアサインするかを決める模様。ただいま39個読み終わったことろで、サーバーがクラッシュ…
そうそう、ついにチェンバロを買っちまった。ひいこが、Webで中古チェンバロを売りに出している人をみつけてくれたのである。なんと車で20分のところにあるコミュニティカレッジで音楽を教えている教授であった。ということで、早速教授の家に家族でおしか…
なぜか私は自閉症研究のスペシャリストということになってしまったのだろうか?自閉症研究グラントをとったおかげかなんかしらないが、レビューパネルに誘われてしまった。「分子細胞系で可塑性に関係しているプロポーザルならできる」と返事をおくったら、…
だんだん量がふえていく、論文審査依頼。知っている人から頼まれたら、まあ断れないか。。。ラベルの高い雑誌からだと緊張するのと結果も凝ったものが多いのとで、時間がかかることが多い。専門内で、一目でRejectかAcceptがわかるような、質の…
8月4日にシャルロットにいって、日本領事館の出張サービスへ。普段はアトランタまで車で7時間以上かけていかんければならないなのだが、一年に何回か、近くでサービスがある。シャルロットは車で3時間くらいで、ついでにそこの日本祭りにいってみた。写…
4つほどあるプライベートグラントが、来年から切れ始める。今回はNIHのRFAに出せそうなプロジェクトがあって、それをとりあえず書くことにしようかな。R21のHigh riskプロジェクトのグラントで予備データも少なくてよいはず。RFAのグラントは、比較的とりや…