チェンバロ。。。

そうそう、ついにチェンバロを買っちまった。ひいこが、Webで中古チェンバロを売りに出している人をみつけてくれたのである。なんと車で20分のところにあるコミュニティカレッジで音楽を教えている教授であった。ということで、早速教授の家に家族でおしかけて、ためし弾きにいかせてもらう。弾いてみたら、状態のよさにびっくり。音楽家にありがちな尊大な感じがぜんぜんしない感じの人で、値引きにもあっさり応じてくれて、無事購入とあいなったのであった。ひさしぶりに弾いたら、なんか青春時代が帰ってきたような感動をひさしぶりに味わった。ピアノで弾いたバロックというのは、和音があまりに単純なので、かなり間の抜けた感じの響きになるが、チェンバロの豊かな倍音は、それを刺激的な音楽に変えてくれる。あまりに感動したので、その日はひいこと夜中まで合奏。いろいろな思い出のある(ここには書かないが)ひいこのバロックバイオリンもようやく活躍することができたのであった。そして、いきなり日本から遠くはなれたこの我が家が自分の家という感じがしてくる。。。いかにチェンバロが必要なものであるか、ようやくわかったのである。「チェンバロを弾かないりょーたん(私のことね)なんて。。」とずっと思っていたんだそうだ。こういうところで、ひいこが私の気持ちを私以上にわかっているところ、すばらしい伴侶を得たんだな、などと改めて認識してたのである。また、買うのが可能になったのは、なくなった義母のドル預金を義父が送ってくれたためでもあり、とても感謝している。今日は画像もアップロードできるかな?