Paper
私たちの論文がOn lineに出版された(リンク)。今回は、Dukeのプレスリリースがあったせいか、あちこちのメディアで取り上げられた。たとえば、こちらでは、画像つきのやつで、"Major clue in long-term making. You may remember the color of your loved …
普段Submitしない雑誌(British Journal of Pharmacology)から頼まれたInvited review、大学院生のMP君と書いていたが、無事Minor revisionで出版できそうだ。ちょっとしたタイミングのずれで、他の雑誌の依頼を断ってこの雑誌に出すことになってしまった。薬…
Nature誌に送っていた論文、一人のReviewerが問題になっている話はすでに書いたが、そのあと2日くらいで、とりあえず「こんなかんじでReviseしようかと思います。エディターさんはどう思いますか?」というメールをエディターに送る。メールにはPreliminary …
Reviseに出したネーチャー誌の論文。結果が返ってきて、もう1回Reviseをしなければならない模様。Reviewer3人中二人は完全に合格で、相手はあと一人!しかし、この最後の相手は強敵で、さらに多くの追加実験を要求。一度Reviseし、Reviwerのすべての指摘に丁…
Invited review論文を1つ始末する。最近卒業して意気も上がるM君がぜひ書いてみたいということで、一緒に書くことにしたが、やはり1つ論文を仕上げるのにはそれなりに時間がかかる。締め切りを大幅に過ぎたが、最後の締め切りといわれたラインぎりぎりに提…
M,H両氏の6ヶ月の大変な努力で、追加実験を終了し、Nature誌のRevisionをオンライン投稿。N誌ではSupplementary Figure(補足のための図)が多くなり勝ち。レフェリーの要求した追加実験は、ほとんどコントロール実験だったため、Supplementaryに入ることに…
だんだんと論文審査を依頼されることが多くなっている。今のところ、ひどく大変というほどでもないが、グラントとか、論文投稿などと重なるとちょっと厳しいと感じることもある。前は1週間以内に出していたけど、少しずつ遅れ気味になっているかもしれない。…
ウッズホールにいるときに共同研究者から聞いた話。Journal of Neuroscience がSupplemental materialを掲載することをやめるそうである。Supplemental materialsは、ページ制限の関係で主論文に入りきれなかった図や説明をOnlineで閲覧できるようにしてある…
つい最近PhDをとったM君の論文がやっとPNASにアクセプトされた。まあいろいろあったが、通ってよかった。やはりAMPAリセプター関係は競争が激しいので、手を出すとそれなりに苦労する。しかし、これでM君も安心してポスドク先を探せるだろう。ペーパーが一報…
本日は3回目の帰省。次回は今週末、家族で車で行く予定。前回の記事で書いた論文のリジェクトを知らせるメールには、電話相談を受け付ける、と書いてあったので、早速エディターに電話してみた。どうやら、私の思ったように、仮説というか、ストーリーは面…
Eの論文、ネーチャー神経科学誌に投稿していたが、2ヶ月たって、リジェクトのメールがきた。レビューワーのコメントをみると、「仮説は面白いが証明が不完全である」、という印象。サイエンスでは、基本的にはすべての仮説が永遠に仮説のままなので、どの段…
早速ニューロンに掲載!マイクとの共同研究プロジェクト。ゴードン会議では、いろいろな人がこの論文について声をかけてくれた。論文を読めばわかるように、Uncaging+Calcium imagingとうちのラボのテクニックが大きな役割を果たしている。ファーストは学生…
今日M君のPNAS論文のReviseの返事が戻ってきた。審査員二人ともSuitable Quality、Sufficient General Interest、Conclusions Justified、Clearly Written、Procedures Described、Supplemental Material Warrantedのすべての項目について「Yes」がつき、ほ…
このまえPhDになったばかりのM君の論文は最近RevisionをPNASにサブミット。大丈夫だとは思うが。。。そして、E氏の論文も、NN誌の審査に回ったもよう。ここまではまあいくとは思ったが、弱点もあることはわかっているので、Revisionに備えるべし。これで、と…
N誌に最近投稿した論文の審査が帰ってくる。Major revisionですな。3人ともポジティブで、エディターもポジティブ。しかし、前回と同様、追加実験が沢山必要。これは、まあ予想どおりなので、やるしかないかな。
ポスドクのEが、やはり3年間かけて仕上げた仕事。S誌に投稿。どうかな〜。S誌にはあまりよい思い出がないのだが、うまくいくとよいが。
ようやく、レビューに回ったという手紙がきた!ちょっとどきどきした。
ジャネリアでの学会から帰る。ジャネリアももう3回もきていて、似た話をしているので、そろそろ違う話題がほしいところか。ところで、N誌は、ピアレビューをする前にエディターがリジェクトする率が大変高い事で有名。その場合平均4日で帰ってくるという速さ…
投稿しちゃった。とりあえずN誌からスタート。通りますように。
書きかけの論文3報が今机の上にのっていて、一報がいよいよ今週中に投稿か!という感じになりつつある。H君が3年かけてやった仕事で、今まで出した中でも最高に近い論文だと思う。これだけの仕事をした彼はすごい。今まで何人かと話をしても、だいたいよい反…
論文が査読されてコメントをもらうと、それがWakeup callになり、私自身もかなり戦闘モードになる。コメントにたいする反論をどう書くか、それにともなって論文をどう手直しするかは、やはり論文を発表するにおいて、とても重要なテクニックだ。査読のコメン…
どうやら、うちらの論文は、"Neuroscience & Behavior"部門で最もサイトされた論文だったようで、2010年2月のFast breaking papersというものに選ばれた。 ScienceWatch.com has tracked the following Fast Breaking Papers which had the highest percenta…
2月前に投稿した論文、いまいちな審査が帰ってきた。二人レビューで1人はとてもPositive、1人はとてもNegative。Editorは、Reviseしてもう一度投稿することを薦めたので、たぶん味方。。。なのだろう。
投稿2週間後にエディターからリジェクト。まあそうだろうとは思ったので、次に出すのみ。
共同研究の論文、PNASのオンラインバージョンが掲載される。海馬のCA2というあまり研究されていない部位のカルシウムの挙動と可塑性に関する論文。この部位では、可塑性がほとんどないのが特徴なのだけれど、それがカルシウムの挙動のみで説明できる、という…
The Open Neuroscience Journalという雑誌のJ.バンバーグが編集する樹状突起スパイン特集号に、院生のS君と共著で、スパインのシグナリングに関する最近の論文のレビューを投稿する。それなりに狭い業界なわけで、特集号には結構私の知り合いも何人か召集さ…
SfNのShort course用シラバスの原稿をなんと締め切りの15日前に送る。日本語のほうも、無事に終了。そろそろMBLのNeurobiology courseの準備を始める必要があるな。
PNASに投稿していた共同研究論文がほぼアクセプトとのニュース。S君おめでとう!比較的新しい3台めのTwo-photon顕微鏡での成果。一報でもでれば、大きな投資も回収できたかな、と感じる。安いレーザーでカルシウムイメージングができる、ということがわかっ…
まず1つめのBook chapterがだいぶ書きあがってきた。おわりが近づいてくると、集中力があがる。今日書いたのは、CSHL pressから発行される、「Imaging in Neuroscience and Development: A Laboratory Manual」という本の新版のチャプター。Lab manualとい…
とりあえず、6月中に仕上げなければならないBook chapterが2つあるので、執筆をいそぎたいところだが、なかなか集中できないな〜。7月締め切りのレビューもあるので、Meetingが多かった期間から一転して書き物シーズンとなる。これまでにグラントで書きため…