またまた顕微鏡いじり

よく考えてみると、最近の2-photonレーザーは、波長をコンピューターからコントロールできるわけで、簡単に色素の励起スペクトラムを測定できるわけだ。レーザー強度もポッケルスセルで調整するわけで、励起光強度が一定になるようにしてスキャンさせて、その間に蛍光測定をすればよいだけである。というわけで、そんなプログラムをつくってみた。今のところスキャンに2分くらいかかるけれど、まあこれ以上高速化する意味もあまりないだろう。今度GFPの2光子スペクトラムを測定してみよう。レーザーを2台の顕微鏡でシェアしているので、両方ともあいているときでないと、測定できないのが欠点だのう。

3台目の顕微鏡(単にThird microscopyとうちのラボでは呼ばれている)、2光子Uncaging + Imagingで$150Kくらいでで、無事に動いたが、どうもクオリティ、使いかってという意味ではお金をケチった分いまいちかもしれない。これでもダーラムの安い家が買えてしまうわけだが。。。

どうも、連続データー取り込みのソフトが安定しない。いろいろ書き換えてみたが、どうして突然クラッシュしたりするのかわからない。しかも数時間に一度、ランダムにクラッシュがおこるので、原因の究明が難しい。今のところ、みんな我慢して使っているが、クラッシュ頻度が倍になったら、暴動がおこるかしら。いろいろデバグ用の関数を作ってみたが、あいかわらず原因不明。

Thanksgivingは、外国人の多い私のラボでは、あまり関係ない人が多いみたい(アメリカ人は一人しかいない)。ラボの若い衆には、集まるネタができたようで、飲み会があるらしい。