論文第一号

新ラボのオリジナル論文一号は、共同研究プロジェクトとなった。化学科のワレンラボとうちのラボで、神経活性の新しい測定方法を提案したものである。前回は、データが足りずにあっさりとRejectされたが、今回は、Optics letterにReviseなしの一発とおし、ということとなった。プロジェクトの最終的な目標は、Intrinsic Imagingなのに、Single cellの分解能があるという画期的な手法を開発することにある。2-photonのように、ノンリニアなプロセスを使っていることがポイントで、Deep tissue imagingを高分解能にできる予定である。今のところシグナルはこれまでの方法の何十倍ものSensitivityがある、ということを示唆しているわけで、次のミリ秒イメージングにむけて順調に進んでいる。

さてさて、年末シーズン前にサブミットした論文はとおりやすい、といううわさがあるのだが本当だろうか?今回もサブミットは10月ごろで、雑誌社がいろいろな査読者を頼んだ形跡があるが、結局査読者がみつからず、査読は一つのみで、Reviseなしという大判ぶるまい。本当なのかも、、、という気がしないでもない。