Duke

Basic Science Day

わあ、もう2ヶ月もブログを書いていない。夏休みはウッズホールにいたし、その後も日本にいったりとか、実はネタになりそうなことはあったんだけどね。テニュア取得が近いこともあり、ほかの研究機関での機会が目にはいったりして、最近は、なんだか落ち着…

二人目のPhD!

優秀な人ほど早く去っていくものである。うちらのラボの、いってみればスター的存在だったかもしれないSJLが今日、無事にPhDとなった。大学院に入って3.5年目でのPhDはおそらく近年ではDukeでも最速であろう。彼には、Creativity, Hard working, Enthusiasm,…

そろそろテニュアなのかな?

すでにDukeにきてから5年目。毎年この時期にある学部長との1対1の面談で、そろそろテニュア (永久在職権のこと)のプロセスをはじめるか、ということになった。テニュアを持っていなくてもよい研究は続けられるだろうし、持っていても研究ができないような…

おー、っと切れていた。

夕方、そろそろ帰ろうか、と車に乗って運転しようとしたら、ワイパーのあたりに紙がはさまっていることに気がつく。広げてみると。。。。駐車違反の切符だった。40ドルなり。おいおい、パーミットのカードあるだろう、と思ったけれど、よくみてみたら、もう…

いよいよ新学期!

なが〜い夏休みも終わりに近づき、学部生たちが帰省先からもどってきたようで、キャンパスに活気がもどってくる。いつもがらがらのカフェもだんだん込んできて、並ばなければならないことも増えてきてちょっと面倒くさい。クラスがもうすぐはじまるので、ク…

新PhD

どういうわけかよくわからないが、4月10日までにPhDをとらないと次のチャンスは半年後以降、というルールがあるため、ここ2週間はDissertation seminarのラッシュ。なんと6個のセミナーが2週間に集中するという異常事態。私がコミッティーをやっていた…

うーん、Dukeも大変なようだ。

たとえば、ここのニュースにあるように、Dukeも結局かなり経済状況が悪いらしい。まあ、影響を受けない組織なんてないよな。すべての支出を見直す方向か。くびにならんようにしとかなきゃなあ。「今のところテニュアトラックを切る、という予定はない」とい…

大学院生のリクルート

この時期は、新大学院生の面接の時期となる。だいたい15人ほど厳選してから面接によび面接となる。丸二日間、数人の教授たちと、一対一で1時間半ずつ、みっちりと話すことになる。うちの学科の場合は、書類でかなり落としてしまうので、面接していてこちら…

部屋の拡張!

となりのエリックがHHMIとNIHのDirector's Awardの両方をとってラボを大拡張することになったので、うちのラボも動く必要がでてきた。で、かわりにということで、今の倍くらいのスペースをもらえることになっちゃった!自前のカルチャールームをもつことがで…

プロモーション条件

Dukeでアシスタントプロフェッサーになってラボをもってから3年。次のAssociate professorに昇進するのには、標準でどれくらいの論文数が必要かというと。。。。Associate professor(Non-tenure): 5 & 15 (第一著者か責任著者 & 共著) Associate profess…

日記

今日はThesis committeeミーティング、ラボミーティングがあり、査読依頼もあって、結構いろいろ忙しかった。9日に提出のHHMI用の最後のUpdate(たった一枚)の仕上げ。スペースが少ないだけに、何をいれるかが悩みどころ。提出前に、N誌から、正式なアクセ…

ファカルティレビュー

毎年、チェアのジムと1対1面接があって、どれだけ今年うまくやっているかを議論する。特に私はまだ3年目ということもあって、テニュア審査に向けての作戦も練る雰囲気になる。テニュア審査では、Research, Teaching, Serviceの3つの項目での寄与が大事ら…

新学期セミナーず

秋のセメスターにはいると、新入生のためのセミナーが始まる。顔みせ、というか、学校にどんなラボがあるかを知らせるために、PIたちが自分のラボでやっていることを話すわけ。神経学科のほうは、1日にもう終わっていて、昨日は物理学科のセミナーが今週あ…

秋学期はじまる

今日はStudent seminarのクラスの初日。Presentationのしかたを教えるこのコースも、受け持ち始めてもう3年目だから、どってことはない。。。が、初日だけは微妙に緊張するかな。二人で教えているのだが、もう一人がネル→エリック→ネルと変化。その間にいろ…

テストを作ったり。

10月にMolecular&Cellular biologyのコアコースの一部を教えるので、そのEntrance testを作る。すでにアップロードしている論文から問題を作るんだけど、今読み直してみると、ちょっと難しい論文だったかなあ。。。4択問題を10問なのだが、こういうのは、…

リクルート

大学院生のリクルートのためのインタビュー。ラリーキャッツの遺言ともいえる「一人2時間」面接である。ラボに長くいてもらい、よりよくDukeのよさをわかってもらうというわけ。ほとんどの候補は、かなりの経験があり、きちんと自分の研究の説明もできるし…

3年目レビュー

テニュアファカルティがレポートをまとめ、それを学部長のジムにわたし、それについて、本日個人面談。「大変よくできました」のはんこをもらって終了。ということで、たった10分程度の面談だったが、今のままやっていれば大丈夫、という結論、ということ…

ファカルティリクルート、特集

今年も神経科学科ではファカルティリクルートがあった。だいたいインタビューに来る人はどの人も、いわゆるインパクトの高い仕事をいくつも出している人であり、その時点で差はあまりない。ということで、結局ジョブトークのときに、どれだけ相手に印象つけ…

スクールがはじまる!

さて、のんびりしていた夏休みがおわり、また忙しい季節がやってきた。朝もきちんと6時半ごろにおきて、子供たちの学校のしたくをしなければならないし、大学のほうも講義もはじまる。学校が始まるころをずいぶん気温もさがる。朝ひさしぶりに早起きしてみ…

新PhD院生

Duke大学の神経科学科は、今年も18人の学生にオファーをだした。だいたい10人がそれをアクセプトして院生となる。ファカルティの数が21人だから、研究室に学生が来ない年もあることになる。Dukeの大学院では、院生全員が、学費および生活費のフルサ…

リトリート

神経学科リトリートにここ3日間ほど行ってきた。まあ、学科の合宿みたいなもので、車で3時間ほどの山の中にとまって、朝からトーク、ポスター、それから社交みたいなものをやる。普段あまり聞かないほかのラボの研究などを知るよい機会となる。おもしろか…

ラボスペース

最近ラボが急に大きくなったので、スペースが足りなくなり、ベンチの上で解析している横で実験をする人がいるという事態に。きちんとラボスペースとオフィススペースをわけることが不可能になり、実験スペースも足りない、という困った状態になっていた。チ…

ディナー

どうやら、新ファカルティのリクルートのシーズン。あちらこちらの学科でインタビューをやっているようである。今日は、XX学科でインタビューに呼ばれたファカルティ候補をもてなすディナーに行った。この手のディナーはよい食事がでるので、楽しみでもある…

ビジター

ニューヨーク(コールドスプリングハーバーラボ)時代の友人U一家が昨日やってきた。だんなのNはもうすぐニューヨークを離れてPIとなる。やはりニューヨークで働いていたI夫妻も、ダブルで同じ場所にPI職を得た、といううれしいニュースも聞いた。ア…

大学院生リクルート

今年の神経学科の大学院生のインタビューは、学生一人一人にかなり長い時間を使う。それぞれの学生がばらばらに来て、3−4つくらいのラボに行き、PIと面接をする。一人あたり1時間以上面接する時間がある。これによって、より学生にDukeを理解してもらおう…

大学院生のリクルート

大学院生のリクルートのシーズン。二人学生をインタビュー。もちろん内容は書けないけれど、ここは私のラボを宣伝するよい機会だ。私のラボを気に入って、かつ優秀な学生が神経学科に来てくれれば、素晴らしい。学生は最初の2年間は大学がサラリーを出してく…

ジム、Institute of Medicineに選ばれる。(夕方)

このニュースにもあるとおり、うちの学科長のジムが、Institute of Medicineに選ばれた、ということで今日は学科のみんなにシャンペンが振舞われてパーティーとなった。とても名誉なことらしいのだが、今までこういうものがあることを知らなかった。デューク…

ファカルティミーティングなど

今月は論文、グラントと忙しかったのだが、厳しいやつはだしおえて、ふと一息。NIHグラントも書き始めたほうがよいのだろうが、まあ一日くらいはよいかな。いちおう来年の2月を目標にするとするか。昨日は、はじめてファカルティミーティングなるものに出て…

Renovation

部屋の改装がまだおわっていないよー、とトニー(Part-time テクニシャン)か ら連絡がはいる。いやはや、さすがアメリカだ。約束ではそろそろできている はずなのに。。。スタート日までにはできるのでは、という話しだったが、や はりここはアメリカだからあ…

ノミネーションきたよー。

1月程前に、アプリケーションを書いてデューク大学にノミネーションを頼ん でいたグラント、内部のレビューに通ってノミネートしてくれることになった。 私の研究内容にぴったりのグラントではあるとはいえ、大学で一人しかノミネー トされないのだから、我…