ファカルティミーティングなど

今月は論文、グラントと忙しかったのだが、厳しいやつはだしおえて、ふと一息。NIHグラントも書き始めたほうがよいのだろうが、まあ一日くらいはよいかな。いちおう来年の2月を目標にするとするか。昨日は、はじめてファカルティミーティングなるものに出てみた。給料についてと学生のリクルートに関して、昼飯を食べながら1時間。だいたい1月に一回の会合のようだ。両方ともかなりデパートメントとそれぞれのラボの利益に直結しているということもあって、かなり熱い議論が繰り広げられていた。私は新入りらしく黙っていた。。。こんなことではいかんのかもしれないが、ちょっとこの雰囲気の中にわって入るのには勇気がいる。

給料に関しては、パフォーマンスがよいファカルティの奨励プラン。デュークは、ファカルティの給料の50%(最初の2年は0%)を外部からもってくることを期待されているが、それ以上もってきた場合は、あとでちがうアカウントにお金を戻すことになるらしい。これはすべて自分で自由につかえるお金になる。たとえば、NIHグラントはノートパソコンが買えないが、このお金でなら買える、というわけだ。これはなかなかよいシステムかも。

そして大学院生のリクルート。どうやら成績がいまいちよろしくないらしい。早い話が、なぜスタンフォードとかハーバードに学生のリクルートで勝てないのか、ということ。デュークがオファーをだす学生は、だいたいこういうところからもオファーがくるからなあ。研究の質では負けていない、という自負が見え隠れする。とくに国内からのリクルートに苦戦しているようで、基本的に学生のほとんどは外国人だ。インタビューのストラテジーに関する議論はなかなか面白かった。ここはボストンとカリフォルニアではないからねえ、という意見もあった。確かにダーラムは家族が住む分にはとてもよいところだが、学生にとってはもっと刺激的な町がよいのかもしれない。もっとも、学生でも家が買える、というのは、まあポイントでもあるとは思うのだが。