2009-01-01から1年間の記事一覧
毎年恒例になりつつある、Marine Biological LaboratoryのNeurobiologyコースの講師をするため、Woods Holeへと旅立つ。ラボのコテージをとってもらえたので、家族そろって、車で。途中一泊して、合計13−14時間くらいの旅となった。日本へ飛行機でいくのと同…
うちのラボのもう1人の学生Aも、Children's tumor foundationからフェローシップをもらえることが決定!おめでとう!ということで、うちのラボの学生3人は全員フェローシップを獲得、という素晴らしい結果となった。AもSもアメリカ人ではないから、NIHのフ…
どうやら、もう1つのR01も無事に正式にApprovalされたようだ。予算カットもされず、年間$250K(モジュラー予算枠で最高額)の5年間がまるまる来るという話だった。リクエストした予算が満額で許可されるのは初めてなので、とてもうれしい。HHMI、NSF、N…
SfNのShort course用シラバスの原稿をなんと締め切りの15日前に送る。日本語のほうも、無事に終了。そろそろMBLのNeurobiology courseの準備を始める必要があるな。
景気刺激パッケージが今後のNIHグラントに与える影響に関してNatureの記事で議論されている。チャレンジグラントは、大学も積極的にアプライするようにプロモートしたこともあって、空前のアプリケーションがあったようであり、通る確率1%程度とまで書かれ…
まだ大学院2年生ながら、最近うちのラボから出たNatureの第一著者ったS君、0.66パーセンタイルという驚異的なスコアでAmerican Heartのフェローシップに当選。おめでとう!計算上、申請者の中で一位のようである。おそらく通るとは思ったけど、素晴らしい。…
共同研究プロジェクトのグラントがどうやら金額が決定。CRNCSというNSF主催のグラントだが、NIHのNational Institute of Drug Abuseが払うことになったらしい。残念ながら、10%近くカットされたが、3つのラボであわせてだいたい研究費が$220Kドル/year+…
今回のNIHの景気刺激グラントは申し込みが殺到して、審査が大変なことになっている模様である。幸い(?)なことに私はまだ審査を頼まれていない。最近、あるお客さんを食事に連れて行ったときに、そこに同席したRadiologyの人が、備品用のグラントのスコア…
どうやら1000nmを超えると結構色収差が大きな問題であることがわかり、あわてる。OL社のY氏にアドバイスをいただくなどして、レンズをいくつか追加して、とりあえず問題は解決。ついでに、光軸調整が簡単になるように、位置と輝度を独立に調整できるようにし…
SP社からも3台めになるTi:Saパルスレーザーは、微妙に中古品だが、昨年かなり安く購入することができた。そして、最近壊れていたレーザーもなおり、AP社のパルスレーザーもいれてレーザーも計4台となり、Uncaging + Imagingのセットアップが3台できるこ…
PNASに投稿していた共同研究論文がほぼアクセプトとのニュース。S君おめでとう!比較的新しい3台めのTwo-photon顕微鏡での成果。一報でもでれば、大きな投資も回収できたかな、と感じる。安いレーザーでカルシウムイメージングができる、ということがわかっ…
まず1つめのBook chapterがだいぶ書きあがってきた。おわりが近づいてくると、集中力があがる。今日書いたのは、CSHL pressから発行される、「Imaging in Neuroscience and Development: A Laboratory Manual」という本の新版のチャプター。Lab manualとい…
とりあえず、6月中に仕上げなければならないBook chapterが2つあるので、執筆をいそぎたいところだが、なかなか集中できないな〜。7月締め切りのレビューもあるので、Meetingが多かった期間から一転して書き物シーズンとなる。これまでにグラントで書きため…
9月からはじまり、今後6年間もあるHHMIのFundingで、何をするか悩む。プロジェクトに縛られないグラントなので、何をしてもよいのが逆に悩むところ。。新しい方向性を探るよい機会なのだが、同時にこの6年で出来るだけ成果をだしたい、という気持ちもある。…
中学の、弦楽合奏部に入っているティラノ。周りとは経験が違いすぎて(初心者も多い)ることもあって、バイオリンではく、ビオラをやっている。しかし、今回の定期演奏会では先生が、バイオリンのコンチェルトを企画してくれたよう。本人いわく、「周りの子…
柳田氏ブログ(http://mitsuhiro.exblog.jp/11492405/)によると、一部の大学では、科学者の渡航禁止とか。Swine fluを恐れて、ということのようだからさすがに驚く。地域は広がっているものの、感染者の数は問題にならないほど少ないし、致死率も季節性Flu…
やっぱり大西洋を越えるのは結構時間がかかる。時差もあるし。しかし、とにかく家についた。いろいろと居心地のよいところだったし、今度はもうちょっとゆっくりとした旅もしてみたいかな。
すでにおなじみSwinefluですな。なぜか日本では豚インフルと略すのだとか。ノースカロライナでは一人もいないみたいなので、ニュースをみても天気予報とスポーツしかやっていない。結局致死率は、季節性のFlu程度。多分感染力も強くないのだろう。感染の範囲…
今はドイツのデュッセルドルフ。ちかくのBochumという町で行われるシンポジウムのためやってきた。土曜夕方に出発して、ロンドン経由で昼ごろにつく。そして、緊張の入国審査??日曜のせいか入り口は1つだけで、さくさくと進む。昔ドイツ語を履修したこと…
先週は、ストーニーブルックでのシンポジウム。イメージング技術に関する会議で、最新技術について、想像以上にいろいろな情報を得ることができた。特にスピーカーとの細かい技術の議論はとてもためになった。それにしても、ミーティングが多いと、Reimburse…
前に書いたとおり、今週はまずHHMIのOrientation meetingにいく。HHMIの歴史のセッションからはじまる。石油採掘などに使われる回転式ドリルの歯の開発から始まる成功物語はなかなか面白かった。その後ハリウッドの映画制作や、もちろん飛行機開発などの伝説…
すっかり週一の日記になってしまった。。。最近あまり事件がないってことかな。先週は、何人かのファカルティ候補が2次面接にやってきて、チョークトークをしていった。普通2次面接だとかなり候補も絞り込まれるものだが、まだ数人もいるという事態。。。よ…
春といえば、TaxReturn。。。面倒なので、考えることを避けるようにしていたが、来週末は学会もあるし、今日やってしまうことにした。毎年何千ドルかのリターンがあるので、本当は早めにだしたほうがよいわけだが。。。オンラインサービスでちょいちょいとや…
あるグラントの審査をやることになり、合計100ページを超えるプロポーザルを読んだりする。これは、書き方の勉強にはなるが、ちと時間がかかるなあ。そのほか、二人のPhD審査とか、論文の審査とか、社交イベントとか、いろいろなものが重なって、結構忙しか…
どういうわけかよくわからないが、4月10日までにPhDをとらないと次のチャンスは半年後以降、というルールがあるため、ここ2週間はDissertation seminarのラッシュ。なんと6個のセミナーが2週間に集中するという異常事態。私がコミッティーをやっていた…
さて、共同研究でチャレンジグラント(2年で$1M)に申し込もうか、というネタがあるにはあったのだが、プログラムオフィサーに電話をかけた共同研究者の話によると、うちらのプロポーザルはあまり趣旨にマッチしていない、という話であり、あきらめて次の…
3/10の日記に「よいニュース」と書いた話、ようやく公開できるみたい。。HHMI Early Career Scientistの50人のうちの1人に選ばれた!もう2週間もたっちゃうと、ちょっと感動も色あせるが、とにかく特別なことなんである。HHMIからのニュースはこちら。なん…
英語だけど、このブログは、職探し、グラント、論文、キャリアに関して、大変やくにたつ情報が載っている。特に、"Writing"のセクションなどの議論とか、なかなかおもしろい。Passive or Active?なんて、論文とかグラントを書くときはだれでも一回は悩んだこ…
さてさて、この前「通りそう」といわれたR01審査のSummary statementがアップロードされていた。グラント申請で、こんな手放しの賞賛は初めてかも。。。"This is an outstanding application, in which ...."から始まって、"The reviewers were impressed by…
自分の論文が出版されるというのは、やっぱりうれしいなあ。ひさしぶりにNatureのArticleとして出版とあいなった。リンクはこちら: Activation of CaMKII in single dendritic spines during long-term potentiation. そして、News and Viewsでも紹介!News…