顕微鏡 の検索結果:

オープニングイベントもおわり。。。

…ようなイベントにしたいものだ。ということで、祭りがおわり、普通の研究すケージュールにもどる。新しくChief operating officerも着て、いよいよ研究所の体制もきちんとしてきた。もちろん、このへんは、すべてデイビッドのおかげなのだが。うちのラボも、すでに4台の顕微鏡のセットアップがおわり、ちょっとずつ結果も出始めてきた。もちろん、今後この研究所がどんな成果を残せるかで、評価が決まるわけで、まだまだやることはたくさんあるが、サイエンスが第一であることは間違いない。

 コミュニティを広げる。

2光子蛍光寿命顕微鏡を使ったスパインのイメージング、これだけうちのラボから論文を出しているし、この技術について、かなりの数の講義をあちらこちらでしているのに、なかなか使うラボが増えない。別にものすごく難しいというほどの技術でもない。競争相手がいないのは、非常に楽なことであり、時間をあまり気にせずにデータを全部きっちりとってから出せるので、いい論文になりやすい。そういう意味では、私のラボを立ち上げる大きな武器になったわけだが、最近、分野を大きくすることも考えたほうがよいもしれな…

ケベック2

…事だと改めて思った。顕微鏡を中心として神経の研究をやっているコミュニティは比較的小さく、先週のウッズホールのミーティングもあわせて、2つのPhotonicsのミーティングは最新のテクニックを議論するうえで大変ためになった。このミーティングは、フランスのボルドーとケベックで交代にやっているようで、ヨーロッパからの参加者も多かったのもよかったなあ。また、このミーティングは全体に食事のクオリティがとても高かった。特にバンケットは、教会を作り直した美しいレストランで行われたが、食事も…

Soelden

…、確かに周りは、白っぽい人が大部分だった。学会でも、アジア人は私ともう一人電子顕微鏡をやっている中国人の二人だけで、よくその中国人と間違えられた。「電子顕微鏡の質問があるんだけど。。。」って何回聞かれたことか。。。彼もめがねをかけているし、まあ背も同じくらいか。。。もう1つ、オーストリアは、食べ物がおしかった。特にコーヒーと甘いものは、どこのカフェにいってもおいしい。朝食にでたハム、チーズも、夕食のコース料理もおいしかった。アメリカがいかに味の砂漠なのかがよくわかったよ。。。

ちょっと引越し

Lab

新しいラボスペースの改装が終わり、ラボの移動をする。同じ階の違う部屋への移動で、約一日で終了。基本的にラボマネージャーのDが指揮をとってくれた。丸一日つぶしたラボのみんなにも感謝。オフィス、顕微鏡室、生化学室がすべて近くになって、少し効率がよくなったかと思う。100平方メートルから始まったラボも、今は倍近くなったなあ。

SfN Short course

…イトミーティングで、顕微鏡コースの講師としてレクチャーする。丸一日のイベントで、朝8時からはじまって、講演、パネルディスカッション、グループディスカッションと続く、なかなかIntenseなコース。私の担当は例によって、FRET/FLIM。分子の相互作用、構造変化などをシナプス内で測定する技術について詳しく説明する。こういうコースのいいところは、講師同士が仲良くなること。STEDやPALMなどの超高分解能顕微鏡の人たちと交流をするのは、次の顕微鏡を考える上でとても約にたつ。今日…

スイスへ。

…りにあって、ふる〜い顕微鏡や望遠鏡がおいてある美しい建物だった。残念ながら、Meetingはその地下でせまいくらい部屋でおこなったが、満席の会場からは質問もたくさん出たし、なかなか楽しめた。カレル研時代の友人がたくさん土曜日から参加していて、前の日には飲み会で大変もりあがったらしい。うーん間に合わなかったのは残念。その後、カレル研時代からの友人のTと、電車にのって、えっちらおっちらと、山の上のレ・ディアブルレへいく。町は山にかこまれた、アルプスの少女的な光景。牛がたくさんいて…

もうすぐ

Lab

…dgetして備品を買う分には問題がないらしい。最初の一年は予算もやや少ない($150K)ので、主に消耗品と小さい備品に使う予定。そして、新しいポスドク、学生用オフィスの改装工事がほぼおわる。いままでの倍以上の部屋になるし、研究室に近くなる。この部屋に解析用のコンピューターをあと何台か入れる必要があるかもしれない。ラボスペースも少し拡張する予定である。そして、また顕微鏡をいじり始める。ちょっと新しいことを始める予定。光学部品をテーブルに並べて、いろいろと遊ぶ。さてどうなるかな。

MBL。。。おわり

Lab

くじらをみにいったりとか(この話は後ほど)、いろいろ楽しかったMBLも、おわり。たったいま、3週間使い倒した顕微鏡を解体する。借り物をまとめて、来年簡単に組めるように箱にいれてきちんとラベルをして、3−4時間で終了。せっかくいいシステムなのにたった3週間で撤収とはもったいないなあ。

MBL

Lab

…いうことで、蛍光寿命顕微鏡でおたまじゃくしのシグナリングを可視化する、というプロジェクトとなった。遺伝子導入から可視化までは比較的簡単。麻酔をかけても動きが収まらず、なかなかよい画像がとれなかったり、神経とグリアの違いさえよくわからなくて、などはまあ、スペシャリストがたくさんいるのでなんとかクリア。。あとは、どういう刺激で何をみるのかが問題となる。ということで、適当なLEDと適当な刺激からスタート。いろいろ試しているうちに、ま〜ったく予想外であるとともに、素晴らしい結果がでて…

顕微鏡も完成、デモも成功、トーク

Lab

…。数日で、自作二光子顕微鏡を完成させ、さらに借りものの蛍光寿命測定をつけくわえ、すべてのソフトウェアを調整して、ということを完成させたのは、やっぱりすごいんじゃないだろうか。足りない部品を適当にそこらにある部品で間に合わせ、ガムテープをつかっていろいろ無理やりくっつけた、というちょっと最新技術とは思えないような顕微鏡となった。TAとして参加したAが作った脳スライスも、いろいろと問題があったが、なんとかCaMKIIの活性を無事に単一スパインで観察することに成功。生徒たちに、デモ…

MBLにて。

Lab

…ーで午後実験なので、顕微鏡のセットアップをしなければならない。しかし、このセットアップはなかなかスムーズにいかないもの。去年あったものがなかったりなど、数十パーツからなる顕微鏡を1−2日で完璧にセットアップするのはほぼ不可能。去年も蛍光寿命が動いたのは、5日目くらいだったかなあ。今回も、2日前からセットアップを始めたものの、足りない部品が多すぎてまだ終了しない。火曜日までにできあがることを祈るが。。。。もしかしたらPMTのAmlifierを自分で作らなければならない、という気…

セットアップ終了か。。。な?

Lab

…あわてる。OL社のY氏にアドバイスをいただくなどして、レンズをいくつか追加して、とりあえず問題は解決。ついでに、光軸調整が簡単になるように、位置と輝度を独立に調整できるようにしておく。他の顕微鏡はこうなっていないのは、基本的に手を抜いているから。まあ、もうちょっと改良の余地があるかもしれないが、とりあえずセットアップが完了。あとは、実際に使ってみないと、わからないなあ。今日は、書き物の締め切りの1つが、実は今月末ではなくて、ふた月先だったことが判明。ちょっとサボることにした。

共同研究ほぼアクセプト

PNASに投稿していた共同研究論文がほぼアクセプトとのニュース。S君おめでとう!比較的新しい3台めのTwo-photon顕微鏡での成果。一報でもでれば、大きな投資も回収できたかな、と感じる。安いレーザーでカルシウムイメージングができる、ということがわかったのも成果。この顕微鏡も、最近買ったTi:Saレーザーを入れて、Uncagingもできるようにする予定。これでラボをちょっとだけ大きくする準備も整った。もう一台、電気生理専門の顕微鏡を組み立てるかな、という気もしている。

Book chapter 1

…ry Manual」という本の新版のチャプター。Lab manualということからもわかるように、顕微鏡技術のマニュアル集みたいなものだ。ということで、あまり原理などにつっこまないで、2-photon FLIMで分子活性Imagingをやるための実践的なガイドを書いてみた。Referenceいれても、シングルスペースで6ページ+画像。うーん、ちょっと短いかな?書こうと思えば、もっといろいろ書けるのだが。。。とりあえずもう何回か見直して、舌足らずのところなどを補っていこうかな。

部屋の拡張!

となりのエリックがHHMIとNIHのDirector's Awardの両方をとってラボを大拡張することになったので、うちのラボも動く必要がでてきた。で、かわりにということで、今の倍くらいのスペースをもらえることになっちゃった!自前のカルチャールームをもつことができ、オフィスと生化学部屋をくっつけることもでき、もう1つ顕微鏡部屋も作れそう。太陽の光が入るオフィスにポスドクや学生も喜んでいる。これはラッキーだったかな。

フェローシップ終了。

…+学生が提出終了。PIのほうも結構大変であった。彼らはもっと大変だったろうけれど。とにかくおわってほっと一息するもつかの間、次のグラントの締め切りは目の前である。日記には、このことばかりなので、私がグラント書きばかりやっているようにみえるかもしれないが、実際はまあ顕微鏡いじったりする時間も結構長いし、ラボマネージメントにも結構時間をとられる。グラント書き20%、顕微鏡遊び40%、ラボマネージメント10%、査読などの仕事が10%、そのほかが20%くらいかなあ。授業は2%以下か。

またまた顕微鏡いじり

Lab

…う。レーザーを2台の顕微鏡でシェアしているので、両方ともあいているときでないと、測定できないのが欠点だのう。3台目の顕微鏡(単にThird microscopyとうちのラボでは呼ばれている)、2光子Uncaging + Imagingで$150Kくらいでで、無事に動いたが、どうもクオリティ、使いかってという意味ではお金をケチった分いまいちかもしれない。これでもダーラムの安い家が買えてしまうわけだが。。。どうも、連続データー取り込みのソフトが安定しない。いろいろ書き換えてみたが…

顕微鏡

Lab

…P社のは買わん、といいたいところだが、まあどこも似たようなものなのかもしれない。3代目顕微鏡のセットアップをしているときに、ふと思い立ってPSF(Point spread function)の絵を描かせるプログラム(右)を作ってみた。だいたいは、小さいビーズなどのイメージをとって、それをPSFとして使うのだけど、分解能の測定のため、顕微鏡をセットアップをしたときは必ず測定する。この絵は1PhotonのPSFで、2-photonだと、まわりのうねうねがほとんどなくなってしまう。

顕微鏡

Lab

最近は、ずっと顕微鏡と格闘。ついにカルシウムイメージングが動きだす!分解能もわるくはない。さらには、Uncagingのセットアップもすすめる。いつのまにか12時をまわっとる。。。

顕微鏡完成(半分)

Lab

ようやく3代目2光子顕微鏡がほぼ完成。とりあえず電気生理ができて、2光子イメージングができるというだけで、特にかわったところはないが。。。固定波長のレーザーで安く作った。全部で150Kドルくらいかな。電気生理は、2代目からかっぱったものとなる。もう少し防振台の調整が必要かもしれない。まだスタートアップが微妙に残っているので、どういうふうに顕微鏡を拡張するか考え中。そのうち写真をアップデートしようかな。

グラントレビュー

…的にならないように注意したりして。。。NIHのスタディセクションなどに比べればたいしたことはないのだろうが、それでもなかなか。。。あと2週間で締め切りだ。。。もう1つの懸案事項の講義ノートのほうは、だいたい終了。論文読みのアサインもする。ものすごく好きな論文というわけではないが、論文のなかにいろいろな要素が入っているのがよいと思った。そんなこんなで、最近はオフィスに引きこもりがち。顕微鏡つくりは遅遅として進まず、なんとなく暗い気分になることもある。まあ、気楽に行きますかいな。

顕微鏡セットアップ

Lab

…、夏休みが終わっても顕微鏡のセットアップが始まりもしないという状況は予想していなかった。部品がそろわないよー。大学院生のMとテクニシャンYがサーキットと箱つくりをずいぶん助けてくれた。部品そろったら、一気にくみ上げたい、というところだが、なんか新学期がはじまってしまい、妙に忙しくて、うまくいくかどうか不安なかんじ。今ある装置のほうも、毎日、何かしらの問題があって、学生やポスドクが「動かないんだけど。。」といってくることがしょっちゅう。ソフトウェアの問題が多く、こればかりは私意…

…いって、日本領事館の出張サービスへ。普段はアトランタまで車で7時間以上かけていかんければならないなのだが、一年に何回か、近くでサービスがある。シャルロットは車で3時間くらいで、ついでにそこの日本祭りにいってみた。写真はそのうち、ひいこのページでアップロードされるかな?金魚すくいで5匹ゲットした魚は来る途中に4匹まで死亡。最後の一匹も昨日息をひきとった。。。やはり長旅は金魚にもこたえた模様。新しいポスドク・学生オフィスの様子。 ついでに、ぐちゃぐちゃの様相を呈している新顕微鏡。

もう8月か

Lab

…94をもう一度コピーしておくれ、という指令があったのでかなりあせった。アニマルプロトコルはアプルーブされ、とりあえずグラントの中間レポートもすべて終了。大学院生のM君のNRSAフェローシップのためのスポンサーインフォメーション(まあ推薦状プラスアルファみたいなものか)も書き終えて、彼もあとは送るだけ。ということで、1つ1つ仕事が片付いていく。あとは、論文審査2つを仕上げればだいたい事務仕事はおわり。7月は、いまいち顕微鏡作りもすすまなかった。8月はもう少し気合をいれていくぞ!

またもや1週間ぶり

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…にきて、ここ一週間は顕微鏡組み立てモードに入る。この顕微鏡組み立てが、かなり集中力がいる。新しいレーザーは、とんでもないHigh Powerのレーザーで、ちょっと油断していると洋服がこげたり、反射光でプラスチックに穴が空いたりなど、かなり危険。赤外レーザーで全く目に見えないので、目を焼かないように注意しなければ。。。まだ部品が全部はそろわないので、本格的にはやっていない。新しいことを試したりなどをしているうちに、あっという間に時間がたってしまう。まだまだ完成のめどがたたないが…

レーザー

Lab

ようやく新顕微鏡のレーザーが来たと思ったら、関税オフィスでストップ。うん千ドルもの関税を払わなければならない。Dukeでチェックを切るのには3週間もかかるから、これはちょっと時間かかるかもなああ。ラボマネージャーが長期病欠のために、ラボ内もあちらこちらで混乱。こういうときのために、お金のマネージメントの仕事を一部テクニシャンにまわすことにする。テクニシャンの負担が増えてしまうので、少し心配。彼女の作るスライスの質は、すばらしいので、その部分に負担がいかないようにしなければ。も…

実験

Lab

…と思うと、細部を詰めなければならず、それなりに時間がかかる。この内容は、ちょっと膨らませて次の10月のNIHグラントにしたいという気もしているので、それくらいまでには、なんとかまとめたいものである。S君が帰ってくる8月のはじめまでは、顕微鏡の予約、培養脳スライスもある程度余裕があるので、がんばって基礎の部分を終わらせてしまおう、という算段。ということで、昨日はひさしぶりに、夜中の2時まで実験とあいなった。そして今朝は今朝で6時半おきなので、ひさしぶりの疲労感。まあ悪くはない。

ロンドン旅行

…が。。。その後11時から、講演。レーザーポインターを確認しないで初めてしまったので、最初の3スライドくらい、ポインターなしでやらなければならなかったり、スライドの説明し忘れがあったりと自分の中では反省点もあるが、質問も活発にでたし、わかってもらえたのかな?その後は、デイミトリのラボと、アンガス=シルバーのラボへ行った。アンガスシルバーのラボは、最新鋭の2光子顕微鏡を開発中であり、なかなか興味深かった。ここにかけないのは残念。夕食は、またスペイン料理+パブ。魚がおいしいかった。

実験2

Lab

Perforated patchの成功率が50%以上になった。時間がかかるのと、顕微鏡が6時間しか使えないので、一日1個データがとれればよいほうだな。。。そのほか、今日はテクニシャンのYと、カルシウムイメージング。あっさりデータがとれる。忙しい時期がすぎさり、最近は少し実験ができるのがよい。今週で私が担当している学生のセミナーコースもおしまいとなるので、来週以降はさらに時間ができる。顕微鏡があいている隙間をねらって、いろいろ実験をしてみるかな。