MBL

さて、学生が選んだプロジェクトは、なんともMBLコースらしいものとなった。MBLの神経コースでは、いろいろな動物が使われるだが、いか、ゼブラフィッシュなどは非常にポピュラー。透明で生きたまま観察できるので、感覚や視覚刺激での神経可塑性は長らく研究されている。ということで、蛍光寿命顕微鏡でおたまじゃくしのシグナリングを可視化する、というプロジェクトとなった。遺伝子導入から可視化までは比較的簡単。麻酔をかけても動きが収まらず、なかなかよい画像がとれなかったり、神経とグリアの違いさえよくわからなくて、などはまあ、スペシャリストがたくさんいるのでなんとかクリア。。あとは、どういう刺激で何をみるのかが問題となる。ということで、適当なLEDと適当な刺激からスタート。いろいろ試しているうちに、ま〜ったく予想外であるとともに、素晴らしい結果がでてしまったのは、やはりビギナーズラックか。とりあえずN=1だけれど、このままあと一週間で終わりにするのはもったいないなあ。