Music

調律3

大学時代、バロックアンサンブルでは、チェンバロを借りられるペンションなどで合宿をやったものである。気温の上下のはげしいところだったので、調律を朝夕になる必要があった。まだチェンバロをもっていなかったこともあって、本を見ながらいろいろな調律…

フーガ

フーガを中心にバッハを何曲か。私はフーガを弾くのが大好き。4声以上になると、弾きわけが難しくなるが、その絡み合いを作っていくのは、なんとも楽しい作業だ。フーガは、多分聞いている人は全ての声部を聞き分けているわけではないとは思うのだが、演奏…

ひさしぶりにイタリア協奏曲などを弾いてみた。大学でバロックアンサンブルに入りたての頃、新入生歓迎部内演奏会で初めてチェンバロ演奏をしたのがこの曲。もちろんチェンバロの弾き方もわからなかったので、ピアノそのままのタッチで、後で「チェンバロが…

調律2

どうやら、Web上にも、あちらこちらに調律のよいレビューがあるようだ。例えばhttp://www5.famille.ne.jp/~dr-m/TALKING/temper/temperam.htmには、実際に音階や和音まで聞かせてくれるのがわかりやすい。基本的に、純正律は、ドの自然倍音をとったものとす…

楽譜が来た!

調律の話の続きを書こうと思っていたが、よっぱらいすぎて今日は無理。また来週かな。新しくきた楽譜で弘子とワインを片手によっぱらい合奏。まずはシューベルトのバイオリンソナタ。美しい曲だ!うちらには珍しくロマン派の曲なので、転調などになれず、ま…

音楽うんちく

先週、調律について書く、と予告したので、まあ、うんちくとして。真中のドの音は普通約260Hzの振動。だけど、同じドの音でも楽器によって音色が違う。これは倍音のためなのだ。実はドの音をならすと、倍の520Hz(2倍音), 3倍の780Hz(3倍音) ....の音も出…

いつもどおり、合奏も少し。バッハのバイオリンソナタ。最近ワンパターンになってきて、あきてきたので、弘子が楽譜をいくつか注文したのだが、例のカード紛失騒動で、すべてキャンセルに。。。。一人で、Well-Tempered Clavier bookも弾いた。これは、日本…

息子合奏初日

合奏は、息子のTAIが参入!コレルリのトリオの2nd partを教えてみる。なんとか最初の数小節が通って感動。ついに我が家でトリオができる日がきたか。あとはMozartのバイオリンとピアノ(当時の楽器はフォルテピアノとよばれる)のためのソナタ。これはピアノ…

タイムリーにも、帰りのラジオで、ピアノによる、バッハのチェンバロ協奏曲をやっていた。これが、シフによるすばらしい演奏だった。彼がチェンバロを選ばなかったのは懸命だろう。表現を知りつくしているピアノで、細かいアーティキュレーションでバロック…

日曜恒例の音楽うんちく

ひさしぶりにモダンバイオリン(普通のバイオリンのことね)による、バッハの無伴奏ソナタを聞いた。シリングの演奏で、それなりに評判がいいらしいのだが、バロックバイオリンでのバッハを聞きなれた私には、はっきりって、”うるさい”という感想。ビブラー…

ところで、ピアノとチェンバロの文化の違いに、ピアニストは、たいてい暗譜でコンサートにのぞむが、チェンバリストは楽譜をみる、というところがあるかな。国際的なチェンバロ弾きの、中野さんによれば、ピアノ弾きが暗譜するのは、単に暗記力を自慢してる…

恒例の合奏大会は、バッハのバイオリンとチェンバロのためのソナタ。今日は6曲全曲やったぞ。弘子が妙に上手になっていて、美しい音をだしていて、楽しかった。不思議に思い、聞いてみると、 バイオリン弾きのBlogにヒントがかいてあったらしい。自分の音を…

ニューヨークの日本語学校と音楽

ニューヨークに長くすんでいる日本人だからなんだろうが、子供たちがいっている、日本語学校は、音楽家が多い。息子のTaiの教師はドラマー、プロのピアニストも何人かいる。ジュリアード卒の人もいて、普段即興演奏でみんなをもりあげているのだが、やっぱり…

日曜日恒例の合奏。今日は協調プレーができなくて、二人で独奏曲を練習しはじめてしまう。近所迷惑?バッハのイギリス組曲6番をひさしぶりに弾いてみた。終曲は、片手で2声で、そのうち1つはトリル、という風になってて難しい。で、トリルが下手になって…

Wine and Music !

CSHLのコースでデモをやったお礼に、コースの生徒さんたちからワインをもらった。飲んでみたら、ものすごくおいしい!自分のために名前をメモしておこう。Sodole 1999。初めて覚えるワインの名前になるかな。 このワインを飲みながら、弘子と合奏をする。今…

今日車のラジオを聞きながら研究室にきたら、West side storyの序曲をやってた。昨年亡くなった義母の最も好きだったmusiclだ。心にのこるメロディーの多い素晴らしい名曲。ロメオとジュリエットからのストーリーも秀逸だよね。 ロメオとジュリエットといえ…

今日は、弘子と合奏。コレルリのバイオリンソナタ5番の数曲を弾く。最後にラフォリアでもりあがって終了。しかしこの手の曲を弾くたびにチェンバロがほしくなる。ちなみに、妻の楽器はバロックバイオリンだ。音はモダンバイオリンよりやや軽く、弾きかたも…