いつもどおり、合奏も少し。バッハのバイオリンソナタ。最近ワンパターンになってきて、あきてきたので、弘子が楽譜をいくつか注文したのだが、例のカード紛失騒動で、すべてキャンセルに。。。。

一人で、Well-Tempered Clavier bookも弾いた。これは、日本では平均律と訳されることが多いが、これは間違いで、「気持ちよく調律されたチェンバロのための音楽」が本来の意。平均律は、ピアノのための調律で、どんな調でもひけるかわりに、ひどく汚い和音を作り出すのだ。こんなものをバッハが使うことはないのではないか、と思われる。調律の話しは、サイエンティフィックにも面白いので、来週にでも書くことにする。

ちなみに、チェンバロを弾く人は、普通は調律ができる。ピアノとちがって調律が数時間単位で狂ってしまうからだ。