ポスドクの給料

一般にアメリカでは、生物系のポスドクの給料は低く、コンピューターサイエ ンスになると高い。平均にすると、年収で1万ドルは違う。テクニシャンも同 様で、ラボのプログラマの給料はかなり高いことが多い。

この差はやはり競争原理によってうまれるらしい。コンピューターサインエス では、インダストリで給料のよい仕事がいくらでもあるため、サイエンス界が よい研究者をとるためには、給料を上げる必要がある、ということのようだ。 生物系は、たしかにアカデミックでの就職が他にくらべて比較的よいかわりに、 インダストリでの道がそれほど広くない。経歴を生かそうと思ったら、バイオ テックカンパニーくらいかな。というわけで、低い給料でも人が集まるわけだ。 しかし、なんか腑に落ちない。ジャネリアファームでは、生物系のポスドクの 給料もコンピューターサイエンス並になるという話しなので、カレル研の人に は朗報か。