どんどん書くぞー。

さて、次のR01は、ラボの将来を決める大事なグラントだ。世界でも質、量とともにもっとも充実していなければならないグラントである。前にも書いたが、25ページをぎっしりと埋め、同じくらいのAppendixをつける。全ての実験計画は、基本的に予備データの裏づけがあって、遂行できることを証明する必要があるのにもかかわらず、今後5年分のチャレンジングな内容を書く、というわけのわからないことを要求される。

今後の資金ぐりのことを考えても、一発通しか、一回Reviseくらいで決めたい。Reviseは2回までだしね。ラボミーティングで軽く作戦会議をしたのちに、本格的な戦闘体制に入る。基本的にはポスドクに予備データを取ってもらう間に、グラントを書く。それから、テクニシャンにも余計にスライスを作ってもらうことにする。今日、ふと彼女がスライスを作っているのを見てたら、ものすごく手早く作れるようになっているのをみて驚く。

いまだにSpecific Aimsがしっかり決まらないが、それでもいろいろ悩みつつ書けるところを書く。今週で、だいたいドラフトを書き、予備データの結果を待って、今月中に仕上げる予定。さらに予備データをとりつつ、内外のいろいろな人にアドバイスを求めることになる。2月にグラントをだしてから、しばらくのんびりとしていたが、また眠れない日々が戻ってきたかなー。物書きをしていると、興奮して眠れなくなるんだよねー。