CSHL!

ひさしぶりに、古巣のコールドスプリングハーバーに帰って、学会。あいかわらず、ここの学会はとてもIntensive。朝9時はよいとして、夜10時近くまでセッションがあり、日曜日の昼までそれが続く。Imaging学会で、みんな質問するつもりで来ていることもあって、議論はバーにもちこされて、夜中まで。Publishされた内容はなく、最新のいわゆる「Preliminary」な内容を話す、という学会であるからして、みんなつっこんだ話をききたがる。学会の内容のレベルも素晴らしく、未発表の最新技術を使ったデータが次から次にでてくるので、本当に楽しんだ。今後のイメージングの方向性を探ろうと、いろいろな雑誌社のエディターも着ていて、その一人と飲んでいたら、レビューや掲載にかかわるサイエンスの「政治」の世界の裏側もいろいろ聞かせてもらったりした。もちろんここには書けないけど。


さてさて、私のトークでも、質問がたくさんきて、その後でもいろんな人に声をかけられたので、楽しんでもらえたようだ。神経のシグナリング関係の人は、すでに古典的な分子の問題が、また違う形で表に出てきたことに感慨を感じた人もいたようだ。内容は出版までのお楽しみに。