物理学科とのつきあい

さてさて、来週の月曜日には、物理学科のセカンダリーアポイントメントのためのセミナーがある。私にとって物理の学生をとるのは、それなりに重要なことなので気合をいれてスライドつくりなどをしてみる。装置計測系や数理モデルの開発などは、やはり生物やさんには荷が重いであろう。この手のことを一緒にやってくれる人がいれば、それは面白いに違いないとは思う。

物理やさん向けに、細胞内シグナリングについて、面白く思ってもらうのは、それなりに難しいだろうか。私も、もと物理やさんではあるので、気持ちは分かるつもりではあるが、最初に送ったアブストラクトは、「何行ってるか見当もつかない」という返事をもらい、少しへこむ。かなり書き直してもう一度おくったが、今度は少しはましだろうか?

本日は、最近開発している、高速蛍光寿命測定のソフトの改良など。長らく気がつかなかったバグがあった。どうして結果にノイズが多くのっているのかが解決。さらに懸案の1つだった、新しいMatlab(Version 7.2)への対応をすすめる。ラボの正式バージョンは、2つ前のVersion7.0である。とりあえず7.2でもかなりまともに動くようにはなったが、かなり怪しげな回り道をしてやらないと動かないのが気になる。それにしても、Versionが変わるたびに、挙動がおかしくなって、こまごま修正しなければいけないのはこまったものだ。そろそろ実用にも耐えられそうな雰囲気になってきたかな?

そのほか、Yetterbiumレーザーを開発しているAmplitude systemsの人と話をする。このレーザーは2光子レーザーとしては安いし、買ってしまおうかな、という気もするが。。。