朝ウッズホールを出発、夕方にローリーダーラム空港に到着。スムーズで何の問題もなかった。その後そのままラボに行き、ポスドクや学生と少しディスカッション。そのあといろいろ届いている部品をみて顕微鏡を完成させることにする。まずは光電子増倍管というかPMTのパワーサプライにLEDをつけて、ONになっているのがすぐわかるようにする。これがないと間違えてPMTがONのまま電気をつけて壊してしまうかもしれないからコワイ。今回は黄色のLEDにした。ブルーのやつがかっこいいけど、やはり値段がだいぶ違うし、警戒色のほうが目立つだろう。次は溶液交換系。こちらはアングルを天井からつるしてそれにポンプモーターをつけ、顕微鏡の箱の穴からチューブを通せばできあがり。ポンプのパワーサプライはPMTアンプリファイアの12Vを借用。抵抗を調節してスピードを替える。O2/CO2をぶくぶくするチューブをいれて出来上がり。

ということで顕微鏡は、単に神経のイメージングするだけなら完成。グルタミン酸の光活性レーザーも入っているから1つのシナプスを活性化することもできる。まだ電気生理用の部品がそろっていないのでそちらは日本から帰った後かな。。。そのころにはFLIMシステムも届いているであろう。ソフトを多少改良したので、こちらのシステムは少し使いやすいんではないだろうか。たとえば画像取り込みを数分おきに自動でとりこんでいる合間にも、フォーカスしなおすことができるようになっているなど。