顕微鏡+培養室+もうちょい書き物

ラボマネージャーのトニーと培養インキュベータのセッティング。これまで、長々と隣のラボの培養室+インキュベータを使ってきたが、急に人数が増えてきたためやや苦情も聞かれるようになってきた。早いところ自分たちのインキュベータ+培養室に移らなければならない。いろいろわからないところがあったが、明日棚などを消毒していれれば出来上がりだ。インキュベータを買ったのは、もうはるか昔だが、部屋のセットアップが終わりそのほかこまごまとしたものをそろえるのにずいぶん時間がかかった。まあとにかくいよいよ自分たちの培養設備が整ったのはうれしい。

顕微鏡は、微妙にしか進まず。スキャナーの電源+スキャナーが完成。PMTのソケット+高圧電源も終了。まだ光軸あわせに入っていないが、これははじめてしまえばすぐ終わる。あとはコンピューター周りを仕上げ、ラックがくるのをあと1週間待たなければならない。

お客さんも来た。3年ほど前に、L-typeチャンネルがCaMKIIと結合して信号伝達をしていることを示唆する現象を発表したが、最近このカップリングが他の系でも確認されたようだ。この議論はなかなかもりあがった。

最後にレビュー。この日記に何回書いたかわからないが、書き物は最後の仕上げ残り10%に90%の時間がかかる。ドラフトを早く書き上げたほうがよいのはそのためでもある。書き散らすのは簡単でも、Publicationクオリティまでもっていくのはそれなりに大変だ。あと10%、もう少し頑張って仕上げよう。