もうペーパーか。。。

4月に、レーザーラボとのコラボレーションで、実験したとき(http://d.hatena.ne.jp/ryasuda/20060424)次のような日記を書いた。

レーザーラボにサンプルをもっていき、その顕微鏡技術で見えそうな現象を試してみる。そして。。。あまりにもあっさりと出た結果の美しさに、思わず唖然としてしまった。これは、世界を変えるかも。。。

この話は、もう論文にまとめることになり、今日ドラフトが送られてきた。1日の実験で論文にしてしまうあたりは文化の違いを感じる。。。もちろんその日は少なくとも再現性があり大変Convincingな実験ではあるが。。テクニックの紹介が中心の論文だからいいんかな?。ということで、わたしのデュークでの最初の原著論文はコラボ論文ということになる雰囲気である。よーく読んで送り返す。今後はもちろん、このシステムを実用的に使えるように改良していくことになるだろう。

うちのラボの顕微鏡も少しずつ完成が見えてくる。夏期学生も今日から正式に参加。何も失うものがない彼らには、少しリスキーなプロジェクトを与える予定。うまくいけば、ラボとしてももうけものである。ラボの人数が増えて、なかなか楽しい。ひろびろとした部屋に一人しかいなかった去年は、かなり寂しかったし、ややDepressiveであった。少しずつ結果が出始めていることにも、素直に喜びを感じる。さて、初めての論文はいつ出るだろうか。。。あせらずによい論文を書いていきたいものである。