レビュー論文

図を仕上げ、テキストの見直し。ほぼ終了か。今週中にNeuronに送ることになると思われる。Reviewは正しい論文をサイトするのが難しい。カレルは、よく論文よんでるな。。。自分がPIだというのに、あまり読んでないことをちと反省。一人で書いたら、この5倍くらい時間かかったな、きっと。

研究を遂行するときに、網羅的な知識というのは、あまり必要ないと思う。特に今は必要な情報の99%はWeb上にあるから、基本的には検索の仕方をしっていればいいだけだ。でも、論文やレビューを書こうとすると、「どの論文で最初に発見されたのか」とか、そういういってみれば普段必要がないことを調べる必要がでてくるのが面倒。「一番先」に見つけた人が偉い、というのがサイエンスなのだから、しかたがない。もっとも私としては、数年もすれば自分がいなくても解決する、という類の問題を相手にはしたくないのだがな。

そのほか、顕微鏡のコンデンサー側の光検出の光学系を検討する。カレル研にいるときから、効率よく光を検出できないので悩んでいたのだ。とりあえずフィルターを全部ぬきとり、赤いレーザーを顕微鏡にいれてミラーをスキャンさせ、あちこちの面でのスキャンの大きさを調べていく。見ていくうちに、光学系の問題がはっきりわかった。結局レンズを置く最適の位置は1箇所しかなく、その場所にレンズをおくことは不可能だということがわかったのだ。不可能ではこまるので、結局レンズを2枚つかってごまかす方法を採用。まだ結果はわからないが期待としてはいままでの倍くらいの光量を稼げるのではないか。。。