キューブボックスはできあがり

蛍光を2つにスプリットして2色の波長を同時に検出するためのキューブボックスは、ようやく完成。昨日沢山みつかったエラーは、工作人(でいいのかな?)ががんばってくれて、すべてフィックスされた。やや不恰好な雰囲気もあるが、とにかく完成である。明日は光検出器ホルダーを作ってくれるといっていた。全部そろえば、対物レンズであつめた蛍光は蛍光寿命測定に、コンデンサーレンズで集めた光を普通の2光子顕微鏡として使うシステムが完成する。2光子顕微鏡の面白いところは、上下左右どこにいった蛍光を検出しても像になるところだ。レーザーが集光したところでしか蛍光ができず、そのレーザースポットをスキャンしていくことによって像をつくる。だから、他の顕微鏡とちがって、「どこで」光を検出するかはあまり関係ないことになる。

本日は、箱を組み立て、2色イメージングのためのフィルター、ダイクロイックミラーなどをとりつけて、いちおう終了。あしたは本当の細胞で2色イメージングを試す!

ところで、もしかして、グリーンカード書類の取得のために一度ニューヨークに行かなければならないかもしれない。。。論文の打ち合わせなどによい機会か?