とりあえず予算は決定

グラントの予算をたてるときは、いろいろ複雑な計算が必要となる。オーバーヘッド(大学のとりぶん)や福利厚生費は毎年率が少しずつかわるし、給料はポスドクのレベルだけでなく年間のインフレーションにあわせて変わる。結局、おおまかな計算をしてからグラントオフィスの人に直してもらい、そのあとに消耗品を調整する、という手続きをとる。まあ、とにかく終わった。予算は、大学から許可がでたら、その段階で変えることはできない。アブストラクトは、実は多少は変えてもよいようだ。

ところで、今回は、推薦状も、いつもお願いしている人と微妙に違う人選をしてみた。それは、「プロジェクトをクリティカルに評価する」推薦状が必要、と普通の推薦状と違う内容を要求されたからでもある。テニュア審査のときは、どちらにしろ自分と関係ない人から数人レビューを頼む必要があるのだから、外部のメンターになってくれそうな人をいまのうちから探しておくのも悪くないだろう。