たんぱく質相互作用が見えた!

おととい完成した2光子蛍光寿命測定顕微鏡で、いよいよ細胞に発現させたたんぱく質の相互作用を測定しはじめる。Ras以外にも、3種類ほどのたんぱく質相互作用を見てみる。この研究室で、はじめての蛍光寿命測定のデータだ。半年かけてようやくここまででたどり着たか、と感慨も深い。

結果は1勝1敗1引き分け。1つは美しく活性化、不活性化がみえる。もう1つはまったく変化なし。3つめは、ちょっと神経で使うには変化が小さすぎる雰囲気。これもいろいろOptimizeすれば結構みえるようになるだろう。1勝のやつは、シグナリングの測定に使える可能性がありそうだ。神経細胞にトランスフェクトして、測定してみようかと思う。