朝はグラントを書き。

グラント申請で大事なことの1つに予算を組む作業がある。締め切りの一週間前、つまり明日までに、大学に研究概要と予算案、それから予算の必要性を書いたもの(Justificationという)を出さなければならない。大学が承認しないとグラントを出せない仕組みになっている。

今回も、基本的には消耗品と人件費だけ。表向きは備品は全てスタートアップで買う。でも、グラントがとおったら、また予算を組み直す。プライベートなグラントだが、「オーバーヘッドは無し」とはかかれていないので、オーバーヘッドもいれなければならない。たった10%だが。。

予算の計算はそれなりに複雑で、オーバーヘッドはグラントによって違うし、年によっても違う。また人を雇うと、給料だけでなくて、「Fringe benefit」(福利厚生費?)というものを25%くらい大学に払わなければならない。これも、年々かわるし、雇う人のランクなどにいろいろ依存する。ということで、だいたいの予算を作ったらグラントオフィスの人に直してもらう必要がある。

いつもアブストラクトを1週間前までに出すのが、ややつらいと思っていたのだが、締め切りに余裕をもって終わらせられる気がする。なにしろ、アブストの最終版を作るためにはだいたい全体を書き終わっていないと難しいからなあ。