乾燥機と講義とセトアップ

朝、乾燥機がうまく働かん、ということでひいこと排気口の修理にせいをだす。なかなか難しかったが、応急処置はできたかなあ。確かめる前に研究室へきてしまった。朝は工作の様子をみにいったりしたあと、顕微鏡のセットアップ続き。レーザーのセットアップの予約。結構できてきたから、そろそろ写真をとりたいな。

昼に講義。例によって学生によるセミナーを監督する。今回は学生があまりにすばらしい発表をしたので、私も何もいうことがなかった。鳥が歌うメカニズムで、ニューロンがどうコーディングしているかについてのレクチャー。鳥はまったく同じモチーフを繰り返し歌うので、モーターの研究に向いている。HVCニューロンといわれるニューロンは、1つのモチーフについて、正確に1こだけ発火。順番に違うニューロンが発火していくが、どのニューロンも1回だけ発火。SynFire chainだといわれているが。。。その後、それらはRAといわれる領域に投射。こちらは、複数のHVCから情報をインテグレートして結構複雑なパターンを作る。なるほど、結構進んでいるね。

午後は、かなり散らかった部屋を片付ける。ダンボールをあけて器具を所定の位置に。こんなことで結構時間が過ぎていくんだよなー。それから、レーザーをインストールするため、あちこちの長さの測定。じゅうたんとかビニールの床をインストールときの基本は"Measure twice, cut once"といわれるが、これはなんにでもあてはまる。

今日は金曜日だし、早く帰るか。。ぜんぜん仕事してない感じがするが、まあいいよね。

そうそう、最近は、ひまなときは、NIHのグラントのアブストラクトをみるのが楽しいし、結構勉強になる。
http://www.crisp.cit.nih.gov/crisp/crisp_query.generate_screen
たいていはSpecific aimもアブストラクトに書いてあるから、どういうふうにプロジェクトを企画すればいいのか参考になる。にたようなプロジェクトでいくつもグラントを取っている人もいるが、そういうテクニックも役にたつかな?題名は、かなりSpecificにしたほうが、複数とるのにはよさそうだ。小さいラボでも、NIHグラント1つ(2000万円くらい)ではなかなか厳しい。自分の給料をだして、ポスドク二人やとったら、それで終わりだ。