顕微鏡ちょっと組み立て中継

とりあえず、テーブルをまっててもしょうがないので、組めるところだけ組んでしまおう、ということでメーカーの人に組み立ててもらった顕微鏡をまたばらばらにする。2光子顕微鏡の場合は、光検出器をサンプルの上(対物側)と下(コンデンサー側)に2つつけて、両方の電流を足すことによって2倍以上の光を検出することができる。でも顕微鏡は下に検出器をつけるようにはできていないから、顕微鏡をかなりばらばらにしなければならない。のりでくっついているものをむりやりはがしたりと、結構強引にばらす。これだけばらばらにするのなら、顕微鏡を買わないで対物レンズだけ買って、全部自分でつくればよい、という説もある。カレルは昔はそうやっていたのだが、それだと、細かいところで使い勝手がよくないんだよなー。

さて、顕微鏡を台の上にのせ、この前つくったモーターステージをつける。さらにフォーカス用のモーターをつけようとしたところで、このモーターとフォーカスのコネクターがあっていないことに気づいた。うーむ。全部道具がそろうのを待っていないで、できるところだけでも組み立てるのは、結構意味があるなー。結局必ず間違いがあって、買いなおさなければならないものがあるからね。まだレーザーもいれられないが、とりあえずステージがついたことによって、”普通の”蛍光顕微鏡として使えるようになった。しかしコンデンサー部はばらばらにしてしまったので、透過光のほうはすべてができあがるまでのお楽しみだな。