なにやろーかなー。

最初の実験は何にするか、というのは、結構悩ましい。とりあえずは、最初のNIHグラント用の予備データをとりたいわけだから、Specific Aimを書き上げてみるのがよいかもしれない、ということで、いろいろ書いては消してをしている。で、今日は同僚というか先輩のマイクエーラーズとちょっと話したのだが、Cellular molecular neurobiologyをやるときに、(当たり前なのだが)細胞生物の知見がとても役に立つということ。そして意外に細胞生物を知らない人たちが神経をやっているので、結構すきまが多いかも、ということだ。確かに彼の研究はそういうところを見事について成功してきている感じがする。もっとも論文を通すのに苦労することが多いと嘆いていたが。ユビキチンのシナプス可塑性の関与は基本的に彼が切り開いた分野だし、内部膜の研究もすばらしいものがあるが、確かに新しい分野では苦労することも多いのであろう。彼と話していて、Rasのほうも、なんとなく方向性が見えてきた感じがしたのであった。