合奏の日

さて、書き忘れたが、どうやらよい調律師に出会えたようだ。たまたまネットで近くに住んでいる人を見つけてメールを打ってみたのだが、まず値段がかなり高め。。。で、理由を聞いてみたら、"Piano tuning"は単に音をあわせるだけでなく、安定でよい音を保てるようにいろいろtuningすることを含むので、結局"you get what you pay for"ということなのだそうだ。そういえば、チェンバロでも音の響きを調整することが必要だったなー、ということで、これは確かにメイクセンスではある。「私のtuningは一年はもつわよ」という雰囲気もなかなかよい。きちんと自分の仕事をロジカルに説明するあたりも、たいしたものである。ということで、とりあえず頼むことにしてみた。直接の相手は数日前にひいこがやってくれたのだが、ひいこもTunerには好感をもったようである。弾いてみたら、たしかに調律があっているのはもちろんだが、たしかに弾きやすくなっているかも。音がよくなってるかどうかは、いまいちわからない。高音域は安定性があがった感じがするかな。これから、どれくらいこのTuningがもつかな?

で、せっかくTuningがよくなったから、ということで今日は合奏を企画。前回の面子を呼ぼうと思ったのだが、バイオリンの人は日本に帰ってしまった。。。ということでチェロのマイク(ゴーピンの息子)とビオラのYさんを呼ぶ。ところがYさんは子供の昼寝でなかなかいえを出ることができず、マイクとうちらだけでまず合奏ということになった。ということでラモ−のクラブサン・コンセール、バッハのバイオリンソナタなどをやってみる。コンセールは本当はビオラだガンバ用であり、チェロで弾くとかなり難しいと思うのだが、なんとか弾きこなしていた。結構よい感じかも。バッハも普通は通奏低音にチェロはいれない曲ではあるが、ピアノ+バイオリンだけよりも迫力があってよかったかな。

マイクは今年大学受験、ということで忙しいようで、Yさんが来る前に結局帰ってしまった。その後、Yさんが子供をつれてきて、子供をあやしながら、モーツァルトのバイオリン+ビオラ+ピアノというちょっと変わったトリオをやる。これは、初めてあわせてみた曲だが、なかなかかわいらしい曲であった。スコミムスなどは、途中で踊りだしてしまった(彼女はバレーが好き)。曲を良く知っているYさんがリードして、なかなか楽しい合奏であった。Yさんのお子さんはまだ1.5才で、お母さんから離れられない年頃。大丈夫かな?と思われたが、意外にもうちらの子供達と楽しげに遊び、モーツァルト一曲全部通せてしまった。

ということで、ひさしぶりの合奏、なかなか楽しい一日であった。次回は、是非歌のKさんとアンサンブルであわせたいものである。バイオリンももう一本なんとか探したい。できれば長くノースカロライナに住んでくれる人がいいんだけどなー。ティラノが多分もう少ししたら簡単な曲の合奏くらいできるようになるかな?楽譜を読めるようにならないと、合奏は難しいのだが。