ガイジン

ひいこの妹がくれた漫画「だーりんは外国人」の2巻に、日本にきたばかりの頃みんなが顔をみるなり外国人とわかってしまうことが不思議で、なぜかわからなかった、というくだりがあって、笑える。これを読んでいて、反対のことを経験したのを思い出した。

アメリカにきたばっかりのころ、街中で歩いていると、いろんな人に道を聞かれるのに閉口した。おいおい、うちらがガイジンだってことわからないかよ、と思ったわけだ。よく考えてみたらわかるわけないんだよね。なにしろ、いろいろな人種がいる国だから。今は威張っている白人だって、もともとはよそもので、インベーダーなわけだし。どちらかというと、あそこまで外見が均質な日本はとても特殊な国なんだ、と改めて思ったわけだ。

そういうわけで、ここに住んでいると、あんまりいろいろな人がいるので、顔とか体のつくりとかを気にすることがなくなってくる。勢い洋服のセンスとかも適当になってくる。アメリカにきたせいじゃないだろ、って?

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