研究室は閑散

クリスマスが近づくと、ヨーロッパ人やアメリカ人の多くは実家に帰る。私のいる建物は、日本人天国みたいになってきた。こうなると、自然に日本人が集まりやすくなってしまい、日本語でおしゃべりすることも多くなる。カレルの部屋の前の、お茶部屋でがやがや日本語でしゃべってるので、カレルがやや機嫌悪そうに、ちらちらとこちらのほうを見てたりする。マナー違反ではあるが、まあ人数も減ってるし、今はいいだろう。最近はカレルもあきらめたのか、日本語でしゃべってても何もいわなくなったなあ。

クリスマスと言えば、”日本人はクリスマスを祝うの?”という質問は定番。ジューイッシュの多いニューヨークでは、クリスマスを祝わない人がいるのは、理解してるわけだ。クリスチャンがあまりいない日本はどうなんだろう、というのは自然な疑問。でも、日本にもクリスマスってあるよね。ということで、宗教とは関係ないけど、ショッピング&ギフトでお祭り騒ぎをやる日として輸入されている、と説明することになるわけだ。一応、中国でも同様のクリスマスがあるみたい。