大地震!

昨日の朝、ノースカロライナではなんともない普通の朝だったけれど、Twitterを見て日本の大地震を知る。CNNでもニュース番組は日本の自身一色。そして、明らかになった被災地域の大きさと、津波の画像の恐怖に唖然。遠くにいてみているだけのことに歯がゆさを感じる。Dukeや昔のCSHLの同僚から、家族は大丈夫か、などというメールが次々と届き、心遣いに感謝する。

空前の震災と津波の規模で、被害を最小限にとどめた日本の防災技術と行動の規律はテレビでもとても評価されていた。日本以外ではとてもできないだろう、と。しかし、余震の続く中に避難地での生活は想像を絶するつらさであろう。こんなことをブログで書いてもしかたがないが、一人でも多く助かるよう祈るしかない。

こちらのニュース番組は、日本の地震の関係がほとんどをしめている。また、合間にはこの地震が世界の経済に与える影響などの分析もされていた。リビア内戦のニュースなどは、忘れされれてしまったかのようだ。震災の唖然とするような規模のせいもあるだろうが、それと同時に、日本の危機はアメリカにも非常に大きな影響を与えるものなので、多くの人々の関心事なのだ、ということを認識させられる。

なお、今日(3月12日)は日本語補習校卒業式(幼稚園から高校まで)だったが、その中で高校生たちが被災地への募金を呼びかけていた。ボランティアのみで成り立っているこの学校の高校生たちは、自分たちの学校のリーダーとしての役割をよく心得ている。その気持ちだけでも、すばらしいと思う。