ラボミーティング、レビュー

午前中は、ラボミーティング。データクラブ+昔は私もジャーナルクラブをやっていたが、人数が多くなってきたし、仕事も増えてきたのでフェードアウトし、ほかの人に任せることに。でも、ジャーナルクラブは、学生やポスドクにとって、論文を批判的に読むことを練習するよい場。役にたつジャーナルクラブにするには、よい論文を選ぶことが大事。そして引用している論文くらいは読み、できれば間違いや問題点(ない論文はない)、今後の方向などを議論できるくらいになると、もりあがる。聞いているほうは、ちょっとみんなおとなしいなあ。

午後は、海外のグラントともう1つ某誌の論文の審査。論文の審査のほうは、相手のリバイスに対する返事をしなければならない。相手が反論してくるわけで、それに対してどう返事をするか迷う。どんな論文でも、突っ込もうと思えば穴はいくらでもあるわけで、こういうのは雑誌のレベルに合わせて突っ込みをいれる、という感じでいいのかな?私もこの辺はなれていない。ジョージがいっていたのだが、雑誌の質というのは、完全にレビューワーの質にかかっている。ということで雑誌側もよいレビューワーを探そうとする。私も、せっかく選んでもらったのだから雑誌側の期待に沿うようそれなりにがんばってやるわけだが、この仕事、何の特にもならないといえば、そのとおりなのである。そして、よいレビューをすれば、次もまた頼まれてしまうわけである。なかなか難しいところだが、まあ推薦状などと同様、コミュニティーにいる以上、きちんとしなければならない仕事と考えるべきであろう。