いよいよスタート

もうラボをはじめてから2年近くたとうとする。大学でも、2年たってしまえば、新入りの数々の優遇はなくなる。つまり、もうラボセットアップの期間はおわりであり、結果を出す時期にきている、ということだ。今年中に1−2報は出したいものであるが、微妙かなあ。面白い結果はあるものの、論文としてまとめようとすると、先は長い。まあ、ラボのみんなと一緒にがんばっていくしかない。

そうこうしているうちに、例のNIHのR01グラントが、ようやく今日から正式にスタートとなる。本当にぎりぎりまで正式なアナウンスがなくて、4月5日になって、突然メールが来たので、多少どきどきした。本当に、ぎりぎりまで、あの書類をよこせ、この書類をよこせ、というメールが来る上に、そのメールには「これは予算が下りることを保障するものではない。」という文句が毎回毎回書いてあるからなあ。最近は、予算を使いすぎて、お金がなくなりつつあったから、何事もなくお金がおりてほっとした。それにしても、予算をもう一度組み直してみると、R01が1個では、今のラボメンバーを全員養うことすらできないのね。がんばって、もう一個とらないと、来年あたりには、お金がなくなってしまうな。