Are you special?

CNNのニュースより。
http://www.cnn.com/2007/EDUCATION/02/27/self.centered.students.ap/index.html

アメリカの学校では、みんなが「スペシャル」である、ということを教える。日本から来ると、結構びっくりする人も多いのではないだろうか。これは、どうやら80年代ごろからのはやりのようで、結果的に「Narcissistic Personality Inventory」というナルシズムテスト(?)の点数がここ25年で30%も上がったとか。。。人々はより積極的になり、よい部分もあるものの「人々の関係が希薄になりがちで、信頼を危機にさらし、心の温かさに欠け、ゲーム感覚で、不正直になる」という意見もあるそうだ。教育のせい、というよりは「最近の若いもんは」という戯言にしか聞こえないのも事実であるが。人の考え方や中身は、時代とともに少しずつ変わる部分もあるものだが、それがどこまで教育によるものか、というのはわからないわけで。。。

まあ、アメリカでは「みんながみんなスペシャルすぎる」というのは、普通の人の感想であろう。記事にも「子供はすでに自己中心的」とあるように、子供は大人よりもはるかに楽観的で、わざわざそんなことを教えなくても、みんな「自分は特別」と考えているものだ。まあ、この手の話に正解はなく、みんなあっちにいってみたり、こっちにいってみたりする、という話のようではあるが。