今年はアメリカ風年末

アメリカだと、1月は2日から仕事がきちんとはじまり、事務やいろいろなサービスもフル稼働する。授業もはじまり、正月を楽しむ雰囲気ではなくなる。日本にいるときのようなペースで年末に仕事をすると、結局年末−正月は全く休みなしとなってしまう。これでポスドク時代にはこの時期に、ほとんど仕事を休んだ事はなかったのだが、今年は思い切って年末の一週間学校を休むことにした。メールでできる仕事は多少するが、それ以外はほぼ何もやっていない。日本語の本を読み、子供達と遊び、映画をみて、ピアノを弾き、今日は近くの川で遊び。。。どこにも行かないで、単に家にいる。アメリカに着てから6年、日本に2年に1回帰るとき以外、1週間も仕事を休むのは初めてなんではないだろうか。純粋に、楽しいと思う。

来年仕事をはじめたら、すぐにR01グラントのReviseに全力を傾けなければならない。まあ、それまでの充電期間ということでよいか。どちらにしろ、追加データのほうがどうなるかで話も変わってくる。

グラントといえば、よいニュースも。理論の人との共同研究としてNSFに申請していた、スパイン内のカルシウム測定・理論に関するグラントが、ほぼとおりそうな雰囲気のようだ。しかし、1つ問題があって、NSFは大不況で、申請額の数分の1しかおりないようだ。大学へのオーバーヘッドをとると、消耗品と学生一人のサポートくらいしか、払えないかもしれない。まあ、それでもないよりはましか。。。このグラントでPreliminaryデータをとって、NIHのR01に申請する、という作戦となる。