今回のグラントは。。。

今回のサールスカラーのグラントは、今までとずいぶん違う内容を書いているので、書いていて楽しい。どうやって他のグラントと内容を変えるか、というのはいつも悩むのだが、いつもなんとなく似たような似てないような内容となってしまう。今までで一番かいていて苦しかったのは、自閉症研究のグラントかな。去年の10月から2月くらいまで、毎月1つずつのペースで出していたから、その最後のほうではネタが尽きてきてしまったのである。今読んでも穴が多いプロポーザルだし、当日になっても単純な文法の間違えがなくならずにずいぶん焦ったものだ。あまり期待してなかったので、「とおった」という電話がきたときには、思わず「本当に?Wow...」と答えてしまったものだ。最近はNIHで固くて長大なグラントを書いた後、疲れてしまい、グラント書きを休んでラボセットアップに精を出していたから、結構気合いも入っている。予備データもほとんど自分のラボでとったものだし、自然に次の手が頭に浮かんでくる。今月末の締め切りだが、まず大学にアプルーバルをもらうために、そろそろ予算とアブストラクトを仕上げる必要がある。頑張るぞー。

そういえば、ちょっと前にリジェクトをくらったNSFのコラボレーショングラント、プログラムオフィサーとなかなか時間があわず話をしていなかったのだが、最近ようやく電話が通じて話をすることができた。うちらのプロポーザルが落とされた理由は、やはり実験と理論の融合がうまくいっていないというところでひっかかっていたということだ。それで、今後どうすればよいか、と言う話なのだが、このコラボグラントは、来年もあるかどうかわからないようなのである。このコラボレーショングラントは、NSFのグラントの中では金額が圧倒的に大きいし、他の似たようなセクションもないようなので、来年もあるように祈るしかない。しかもNSFは、再提出のグラントでも、全て新規のプロポーザルとなってしまうようだ。まあ、来月には結論がでるそうだから、それまで様子見となる。なんだか、だんだんどうでもよくなってきた。。。。