コンピュータークラッシュの理由

ちょっと前の話であるが。。

実験中に1時間かに一回、顕微鏡コントロール用のコンピューターがクラッシュしていた。有名なブルースクリーンではなく、突然画面が真っ白になったのちに真っ黒になるというかなり精神的にもダメージが大きいクラッシュのしかた。よいデータがとれるときに限っておこる。省電力設定やビデオアクセラレータかと思ったが、オフにしてもまだクラッシュする。PCIボード4枚もいれているから、ドライバーまわりかな、と思っていたのだが。。。

いろいろいじっていると、レーザー制御用のソフト(レーザーに添付されている)が立ち上がっているときにしかコンピューターがクラッシュしないことに気づいたわけだ。ソフトが立ち上がっている間、ずーっとシリアル通信をやり続けるというどうしようもない仕様になっているため、測定を始めたりしてコンピューターが忙しくなるとクラッシュしていたようだ。

ということで、自分用のレーザーソフトを書いた。スボボダ研で書かれたソフトはなぜか動かなかったからしかたがない。。。シリアル通信のプログラムは簡単。あっという間に完成。マットラボのコマンドラインから、レーザーオンと書けばオンになる、というシンプルなプログラムだが、少なくともクラッシュすることはなくなった。ついでに波長もコマンドラインから変えられるようにした。これで今後実験の途中で波長を変えるみたいな実験も簡単にできることになる。