共同研究で。

予想をはるかに超える素晴らしい成果がでることが、たまにはある。特に初めての実験では起こりがちな現象である。こういう瞬間に立ち会えると、科学をやっていてよかったと思う。

本日は、デュークの光学系ラボとの共同研究を行った。神経の活動をみる新しい手法を試すためである。彼らは、私のラボよりも、ずっと物理よりであり、レーザーのいろいろなトリックを研究している。彼らは、とあるレーザー技術で神経の活動がみれるのではないか、というアイディアをもっていて、私にコンタクトしてきた。私は顕微鏡・物理・神経の言葉を理解できるので、神経と彼らのレーザー技術をつなげる役割を担うことになったわけだ。

レーザーラボにサンプルをもっていき、その顕微鏡技術で見えそうな現象を試してみる。そして。。。あまりにもあっさりと出た結果の美しさに、思わず唖然としてしまった。これは、世界を変えるかも。。。今後も共同して、ぜひとも、XXXとか○○○とか、みてみたいなー、と思ったのであった。一緒に実験をやったポスドク+学生も、はじめて神経細胞を見て、一回目にでてしまった結果に、大感動していた。シャンペンがないのが、残念である。彼らは、お祝いにいったが、私はRO1を書きに研究室に帰った。。。。

ついでに、うちのラボでも、ポスドクが色素をいれた神経細胞のスパイン画像化に成功。レーザーが直り次第、Uncagingに挑戦する予定。