子供たちと合奏

補習校は休み。のんびりとした土曜日である。こうなってみると、補習校はやはり負担感がある。2ヶ国語をきちんと学ばなければならない子供たちは、なかなか大変である。こういう状況におかれた子供たちの多くはすごく努力しているが、両方の国語を100%できるようにする、というのはどうやら難しいようで、そういう人はあまり見たことがない。このへんは、語学の才能にも依るし、言葉を学習するのが好きかどうか、というのも大きな要素になるだろう。すでに子供3人でもだいぶ違いが出てきている。さて、どうなるかな。。。

休みの日は、子供たちのバイオリンにピアノ伴奏をつけてやる。子供たちには結構楽しみにしているようで、伴奏者の取り合いになる。ティラノは多分ロマン派のコンチェルトの中ではもっとも簡単と思われる"Easy concert"というコンチェルトをやっている。パールマンもCDをいれているが、なかなか盛り上がる。ファーストポジションで全部ひける、というところがおもしろい。細かい音符はでてくるので、弓のほうは易しくはない。しかし、いい曲を渡されると燃えるもので、ティラノも今日何時間も弾いていた。もう彼は自分で弾いて楽しめる領域に達しつつあるようだ。そうなると、下の子たちも、ついてくるわけで、スコミムスもグイも凄くバイオリンに熱心になってきた感じがする。スコミムスも今日は食事に呼ばれても弾いているくらいやっていた。グイはもちろん、まだ全然弾けない。グイは、いつもスコミムスを舐めた態度をとっているが、スコミムスが自分よりずっと上手にバイオリンが弾けてしまうのが、すごく悔しいようだ。