結婚記念日(昨日)。

うちらが結婚したのは1994年3月のこと。わしが22才、ひいこがXX才(ヒント:今年年女)のころだった。大学院志望の大学生と結婚したのだから、ひいこもなかなか勇気がある。いや、勢いだけみたいな結婚だよな。彼女のご両親もよく許してくれたものである。当時はそもそも将来のキャリアの展望みたいなものはなかったわけだし。。。もっとも、自信だけはいつもあったんだけどね。展望がないのに自身がある、よくわからないですな。

どうでもよいが、私は、小学校のときは「オレは天才」と公言していて、それを言うとまわりの人が「こいつ頭がおかしんじゃないか」というような顔をするもので、そのうちあまり言わなくなった、という経緯がある。要は自信だけはいつもあるのだ。生意気なので、まあ結構あちらこちらで問題がおきたこともあったりして。。。今は当時ほど純粋に何でもできるとは思っていないんだけどね(でもある程度は思っている)。大人になるってつまらんな、とぼんやりと思う今日このごろ。

まあとにかく、結局、学振*1をとるまでは、ひいこの給料と親の援助で暮らしていた。子供ができる前の3年は、今思い出しても、夢のような楽しい時代だ。空気のきたない都会に住んで、週末には二人で映画みたり飲んだり。レンタルビデオがすぐ下にあったのもよかった。

ティラノが生まれて、まだ子育てのわかっていない悪いお父さんだったりして。Natureとかに論文をだして、超いいかげんなドクター論文があって、生まれる前に天国にいった子供たちがいて、そしてスコミムスが生まれて。。。そんな子供達+ひいこをおいて、勝手にニューロバイオロジーコースをとって9週間家を空けたり。。。

そして、アメリカにくる。アメリカにきたときははっきりとした将来の展望もなかったんだけど、とにかくアメリカにきた。本当に後先を深く考えて行動しないタイプなんだよなあ。アメリカに来たときは3才+1才だったティラノ+スコミムス兄弟はもう二人とも小学生。1才だったスコミムスはラボでも人気ものだったなあ。そして、家族の中で唯一アメリカの市民権をもっていて、将来は大統領にだってなれる資格のある、グイが生まれて。。。いったいこの先どうなるのかな。多分、子供はこれで終わり、だと思うが。。。それにしても、ひいこも、勝手なことばかりやっているわたしによくついてきてくれたなあ。ありがとう!


11日の日本語補習校の卒業式で疲れてしまったので、12日は結局特別なことはいっさいしないで、ひいこは飯も食わずに、私と子供たちはやっとのことで飯を食べて、寝てしまった。