Prey

ふと近くの本屋さんで見かけて、衝動買いしたマイケルクライトンの本。アメリカにいながら、英語の小節を手にとるのはひさしぶり。どうしても日本語の本が読みたくなる。それでもあっという間に読み終えてしまった。英語Readingの練習にはお勧めか(特に理系の人)?ナノ粒子1つ1つは、わずかなProcessing能力とメモリしかもたないが、お互いにリモートのネットワークでつながり、分散コンピューティングにより、高級なことができるようになる、という"Distributed computing"のアイディアが基本になっていて面白い。プログラムは複製するときにMutationが入り進化するようにできているから、環境に応じていろいろなストラテジーをとり、それに適応していく。このへんの話はコンピューターサイエンスでは、数年前はやっていたのかな?小節は、「本当の話」もまぜながら進むが、突込みどころ満載で荒唐無稽な部分も多い。そういうところも含めてなかなか楽しめた。