動物園から帰ってきてメールをあけてると、悲しい知らせが飛び込んできた。デューク大学神経学科のスターだったラリーキャッツ氏が昨日なくなられたそうだ。まだ若いと思われるが。。。大学にとってももちろん、神経学会全体の大きな損失であることは間違いない。コーテクスの回路形成では多くの有名な仕事があるし、Gene-gunやLaser scanning photo-stimulationなど、彼の開発したユニークなテクニックは、多くのラボで使われている。キャラウェイやユステなど、彼の弟子も活躍している人が多い。

インタビューではラリー、ジムとその奥様がたと食事をしたのだが、気を遣っていろいろ日本のことを聞いてくれたりなど、楽しい会話をリードしてくれて、ラリーの人柄を感じたものだ。ひいこも、「あんな素敵な人と同じ職場なんだー」と言っていた。わたしがデューク大学にきてからは、ラリーも調子のよくない日が続いていてあまり話す機会もなかった。結局ジムの家でのパーティーで一言二言交わしたのが最後となってしまった。もっといろいろききたいこともあった、と今更ながら思いつつ、冥福をお祈りする。