Preliminary exam

ということで、プレリムエクザムを聞いて思ったのは、大学院に入って、いきなりきちんとしたプロポーザルを発表するのは難しいなあ、ということ。それなりにプレリミナリーデータがそろっていないと、はたしてその実験は可能なのか、というところを証明するのは難しいし、机上の空論で話すことになる。プロジェクトも十分にフォーカスされていないといけない。どんな仮説があって、specific aimはなんで、どういうふうに実験をすすめ、結果はどういうふうに解釈して。。。ってグラントを書くのと同じように進めなければならないわけ。大学院生は外国人が多いから、英語の問題も発生する。苦しみながら、みんな何ヶ月もかけて書くわけだ。これってやっぱりトレーニングしなければつかない能力だよね。こういうのって日本の大学院では不足しているのではないか、とも思う。少なくとも私の学振のプロポーザルは、こんなにきちんとしていなかったな。