はじめての講義

ついにTeaching sectionを新設。そう、今日からTeachingがあるのだ。といっても、ジャーナルクラブ、というか輪講みたいなものか。学生が論文を1つか2つ選び、入念に練習して発表する。バックグラウンドをきちんと紹介し、なぜその論文が重要なのか、ということを発表しなければならない。論文の選びかたももちろん大事。ファカルティやポスドクなどと相談することが推奨されている。インストラクターは二人、ネルと私の二人。今日は単に顔みせ、というか、単にネルが、「これこれこーやります」といっただけ。私はぼーっと座っていたのみ。インストラクターがやることは何もなくて、基本的にはFacilitatorということだ。別に授業をやるわけではない。これのおかげで、ほかに仕事がまわってきたときは、「いや、今とても大事な授業を受け持っていてほかの仕事はとてもできそうにないんだよ」ということができる、というわけ。仕事としてはそれほど大変ではないが、毎週行かなければならないので、それなりに大変、というふうにみなされるらしい。しかもTeaching creditがつく、大特典。テニュアをとるためには大事なことなのだ。