最後のミーティング

ラボミーティングも今日が最後。カレルが長々と退屈な顕微鏡の 基礎について話す。多分明日からのウッズホールのコースでしゃべるんだろう。 その後は、カレンによるデータクラブ。彼女も今年、職探しに成功し、UCデー ビスに物理学者の(将来の)夫と二人そろって行く。

その後、ハイニン、クリス、カレル、私で論文の今後を相談した。とりあえず は、メソッドペーパーを仕上げようということになる。私もほぼアウトライン は書き上げているので、Dukeについたら、すぐに書き終えられるだろう。クリ スのほうも、実験がほぼ軌道に乗っていると報告。このままいけば、バイオロ ジーのほうもペーパーもかなり順調におわるであろう。ということで、今年中 に2報はいけそうかな。

と、突然、日本人の集団が、広報の人と通訳に連れられてがぞろぞろやってく る。広報の人が、「ちょっと説明してよ」と。ということで、ラボでやってい ることを簡単に説明。そしたら、カレルがやってきて、「今日は本当に彼の最 後の日。彼はprofessorになるんだぞ」といきなりアナウンスしたので、みん な拍手してくれた。

本当は最後の日ではないが、カレルは、明日からウッズホールのコースへいく ので、これでおわかれ。彼にとっては、最終日なのだ。なんか寂しいいな。5 年間も一緒に研究してきたんだからね。

本当にありがとう、て言う前に、カレルがラボを去ってしまったので、なんと なくポカーンという感じ。あとで手紙でも書くとしよう。

Takashi君、ハイニンとも今日でもしかしたらお別れかな(彼らも週末はラボに こない)。月曜か火曜日に、みんなに別れの挨拶に来るつもりだから、きっと そのときにも会えるかもしれない。Takashi, Hideki, Naoで、日本人お別れ会 をTai USAという店でやる。Takashi君が、Aicoさんと買ったという記念品をい ただいて、感動してしまった。みんな、ありがとう!

いよいよポスドク時代も終りが近付いて来た。あと5日。振り返ってみれば楽 しかったな。毎日研究だけをしていればよかった、という時期はもうすぐ終る んだな。