最初の実験はうまくいく

昔から不思議に思っていることなのだが、ある多少トリッキーな実験を計画して、うまくいくかなー、と思って始めると、最初の実験は非常にうまくいってデータがとれる。ところが、「よーし、どんどんデータをとるぞ」と思って、もう一回やると、もううまくいかない。最初にうまくいった理由が単にわからないときは、次にうまくいくのが何ヶ月先だったりすることもある。しかし、最初の1回がなければこんなに深追いしないわけで、あれがあってよかったなあ、と後で思うわけだ。

今やっている実験もなんか似たような感じで、最初にやったときは、美しいデータがとれて、なるほどー、と思ったのだが、それ以降なかなかうまくいかない。今日も集中して実験するが、肩がこっただけだった。全ての条件がそろわないとうまくいかない実験だから難しいのは仕方が無いが、なんで最初の一回はあんなに簡単にいったんだろう??