Fahrenheit 911

弘子がファーレンハイト911のDVDを買ってきたので、観た。私が帰ったときに弘子がみていたので、途中からだったのだが、それがイラクの人たちが虐殺されるシーン。あまりに悲しくて涙が出てきた。これを見たら、戦争をするのは、もう止めてもらいたいと思うだろう。この50年でいったいいくつの国を破壊してきたのだろう?前半では、政府が国民をいかに洗脳するかの部分はなかなか迫力があった。確かに911ほどの大きな事件があれば、ショックで思考が停止している国民を脅して、自由を奪い取るのは簡単なことなのかもしれない。

アメリカ人は子供に"share"の概念を必死に教え込もうとする。持っている人は持っていない人に与える、これが出来ればお互いに幸せになれる、ということだ。しかし実際に大人になってみると、それができなくなるのはなぜだろう?テロが起こるのはなぜか、ということを考えるべきだろう。