日記

明日、家族が帰ってくるので、食材を準備しておこうと思い立ち、新日本堂という日本食材店へ。おそらく弘子は帰ってから疲れて動けないだろうしね。新しくラボにきた日本人ポスドクTakashi君を案内がてら一緒に連れて行った。Takashi君は、奥さんがはるか遠く、Vanderbiltで研究をしているので、一人暮らしである。ということで、インスタントの食材を大量に買い込んでいた。一人暮をしてるとこうも買うものが違うかとおどろいた。

それにしても、TennessyとNYで別居は大変だ。まさにTwo body problemである。アメリカの研究者の90%は研究者と結婚する。ポスドク時代はみんなあちこちに移り住むし、同じ大学に定職を見付けることのできる確率はとても低い。このため多くの研究者カップルが同居し続けるために大変な苦労をしてる。この問題には一般解はなく、無限の特殊解がある。

その後、Takashi君と和食屋に飯を食べにいった。将来のノーベル賞はどんな分野かなあ、などと話しながらビールを飲む。ビールがうまい!!その後、オリンパスのeijiさんにもあったので、3人で立ち話。オリンパスはCSHLでやるImaging courseのために顕微鏡などを貸し出している。Eijiさんはこののsettingをやるために来ているのだ。オリンパスにとって、コースで機械を貸し出すのは、宣伝活動の一環のようで、すべてボランティアなのだそうだ。CSHLの多くのラボがオリンパスのシステムを使ってるのだから成功してるのだろう。最近の売れ筋は共焦点顕微鏡だそうだ。
話してるうちに、Eijiさんも、ボストンにいる奥さんと別居してる事が判明。みなさん、大変なんだなあ。